ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

アメリカでお正月の定番ソング?!

日本で働いているアメリカのパルが新年会でバイオリンを演奏した。
子どもの頃に習っていたけれど、やめてしまったバイオリンを
また無性に弾きたくなってのこと。
バイオリンを再開して一年も経ってないのに人前で披露?
しかも同僚が冷たいというあの職場の新年会で?
大丈夫か?!と密かに心配していた。
彼女は「動画を送るわ~」と言っていた、その動画を
昨日送ってくれた。

「アメリカではお正月といったら、この曲なので…
日本では意味が違って変な感じがするかも」と
彼女が弾く前に曲紹介をしていた。

アメリカで”お正月”といったら、コレ!の曲…
どんな曲なんだろう?とワクワクしながら聴いてびっくり。
蛍の光、だった。
もとはスコットランド民謡で英語ではAuld Lang Syne、
というのは知っていたけれど、アメリカではお正月の曲だったの?!

彼女のバイオリン演奏も私の想像以上に上手だったけれど、
それ以上に彼女の手紙を読むたびにもやもやを感じていた同僚たちが
彼女のバイオリンに合わせて歌っている(ただし、蛍の光)のを
見て、なかなかよい職場なんじゃないの~と思った。
彼女も「みんなが歌ってくれて、感動した!」と言っていた。

Auld Lang Syneの歌詞と蛍の光の歌詞がかなりかけ離れている、
ということが日本とアメリカでの使われ方の違いも大きいのだろう、
とは思うけれど、
アメリカでは大晦日、新年カウントダウンのときなどに使うらしい。
それなら、紅白の最後の蛍の光は正しい使い方!?
閉店間際のお店で蛍の光が流れることはすごく違和感があるわ~と
アメリカのパルが言っていた。

イギリスでもAuld Lang Syneは新年のイメージらしい。
Auld Lang Syne、なんで、Old ではなくAuldなの?と
ふと疑問に思って、ロンドンのパルに聞いてみた。
「それは、日本で青信号を緑っていうのと同じで、古い言葉なのよ。」と。
なんとも的を射た回答!納得。

我が家ではこどもたちと「やっぱりバイオリン、いい音~」と聴いた。

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