ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

エレノア・ルーズベルト

娘とホームスクーリング中(インフルエンザで出席停止のため)、
算数の割合の問題を解きながら、ポロポロといろんな話が出てくる。
「なんかねぇ~、ゆみちゃんが言っていることが嫌なのよね~。
こういうとき、母さんならどうする?」と言った具合。
あぁ~、高学年女子っぽい友達トラブルね~と思いながら聞いた。
「私たちでグループ作って、あのこは入れないようにしよう!」
というよくあるアレ。

状況をいろいろ考えて、複雑にすると
どうすればいいのかわからなくなる、となにかで読んだ。
「大きな前提を一つ作る」ということが重要らしい。
私の場合は、
「自分のしたくないことを他人にさせない」
「自分がされて嫌なことを他人にしない」。

「あなたがされてうれしいかどうか」、
それで問題への答えは見つかるんじゃない?と娘にも伝えた。

同じことをエレノア・ルーズベルトが言っている。

It is not fair to ask of others what you are not
willing to do yourself.
(自分のやりたくないことを人に押し付けるのは公正じゃない)

過日、役員選出で、「メイさんから、あのママにするように説得して!」
といろんな人から言われた。
私がそのママと仲良しで、且つ、私も役員したからわかるでしょ?と。
そのママの大変さもわかるし、役員さんの気持ちもわかる。
でも、「私がやりたいともやってよかったとも思えなかったことを
ほかのママに私は押し付けられない。」と断った。
そんなに必要だと思うなら、あなたが立候補するべきだし、
それが無理なら何も言うべきではないわ、と。
そういうとき、いつも心にあるのもエレノア・ルーズベルトの言葉。

Do what you feel in your heart to be right-
for you'll be criticized anyway.
(自分の正しいと思ったことをしなさい、
どちらにせよ批判されるのだから)

なんて非協力的な人!と私も批判されたかもしれないけれど、
仲良しのママ友には「ありがとう」と言われた。
私が両天秤にかけたのは
「仲良しのママ友」と「求められる元役員としての働き」ではなく
「私の信念」と「求められる元役員としての働き」。
天秤にかけるまでなく勝負は決まっていたけれど。

エレノア・ルーズベルトはこうも言っている。
One’s philosophy is not best expressed in words;
it is expressed in the choices one makes…
and the choices we make are ultimately our responsibility.
(人の哲学を一番よく表すのは言葉ではない
その人の選択である、
私たちの選択とはつまるところ、私たちの責任なのだ)

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村