ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

すべての英語がわかるとき

英語の学習教材の宣伝に書かれていた。
「数か月経った時、パァ~っとすべてが理解できるようになった」と。
そんな話をママ友にしたら、
「メイさんはどう?」と言われた。
「すべての英語が理解できるわ~!!」と世界が開けた時?
NEVER!!
いままで一度もなかった!
例の英語教材を使ってなかったからかもしれないけれども。

日本語がつたない外国人と会話する時を想像したらわかる。
わかるだろう単語で会話をする。
でも、すべての単語が理解できないことも多い。
日本語がうまくなればうまくなるほど、
そういうパルたちや外国の友人には私も普段の日本語ペースや
語彙で話すと、
「あぁ、まだまだわからない」と何度も言われた。

全く同じ!
中学生の英語の教科書は余裕で読めるし、
センター試験の英語程度の単語はわかる。
でも、今日届いたバージニアのパルからの手紙は
わからなさすぎて辞書引きまくりましたとも!

問題はboat accidentだったという。
ほぉほぉ、ボートの事故ね。パルの大学生の娘は
ボートに友達と乗ってて、
湖面に投げ出され、they both had concussions.
concussions:脳しんとう

最初はそれほど深刻そうではなかったのに
数か月後、彼女の大学生の娘ちゃんはviolent migraines(殺人的な片頭痛
nausea:吐き気やlight sensitivity:光への過敏に苦しみ始め、
The academic dean said she should withdraw from school
for medical leason.
(学部長は大学への出願を医学的な理由で取り下げるべきだと言った)と。

パルは彼女をあちこちの病院へ連れていき、MRIを受けたり
full neurogical exam(すべての神経系の検査)を受けた。
そして最終的な診断はPost-concussion-syndrom:脳震盪後症候群
数日前の記憶もないtemporary amnesia(一時的記憶喪失)に
現在なっているらしい。
もちろん、運転できる状況でもなく
病院への送迎もパルがしているわけで…とても大変らしい。

きっと普通の会話ではまず使わないだろうconcussion(脳しんとう)
私も返事で何度も書くので覚える。
こうやって、またテストでは出ないだろう単語がインプットされ…
すべての会話でわからない単語が一つもない!!
そんな英語の世界への道のりは遠そう。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村