ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

フリーハンドの美しさを競う算数テスト?

小学校の算数テストは結構、悩ましいものが多い。
3.9+5.1=9.0でバツになった、という小学生の算数テストが
ネットでも話題になったけれど、
そこ、そんなに重要?というポイントで先生が採点している。
9.0でも9でもこどもは小数を理解している、
理解しているかどうかという点を知るためのテストなんだから、

9だろうと9.0だろうと
正解でいいではないか、と私は思ってしまう。

5年生の花子は平均の単元を正負の数を用いて、
仮の平均を設定して解いた。
式ではなく表で、
答えもきちんとあっていた。
でも、どちらもバツになっていた。
ここは教科書通りの式でなければ
例え、正解にたどり着いてもダメなのね~と花子と知った。

今日、角柱と円柱の算数テストを持ち帰った娘。
いつもとは違う先生による採点で、95点だった。
×だったのは、どこ?と確認しようとすると、
「こんなのおかしいし!!」と花子もご立腹。
どれどれ…とテストを見ると、
途中まで印刷された円柱の見取り図を完成させるようになっていて
花子の底面の”円が美しくない”ということで、
-5点。(配点は10点)

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花子の友達もことごとく、ここで減点されたと聞くので、
そうか、絶対に100点は取らせたくない先生か。
私の中高時代にも定期テストにもなぜか高校数学や数Ⅲを
1問入れて、100点を取らせないことを生きがいにしていた
変な数学の先生がいたわ~と話していたら、
「100点はいた」らしい。
フリーハンドで先生が納得する”美しい”円を描いた子も
いたらしい。

でも、そもそも円柱の見取り図がわかっているかどうかを
確認するために円柱の続きをテストで書かせているハズ。
フリーハンドでいかに美しく描くかが重要?
ものすごくいびつだったり、直線ならともかく、
”円を美しく書くように”なんて先生の言葉がなければ
この円柱の見取り図が減点される理由すらわからなかった。

「微妙なことする…」と正直、思ってしまった。