ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

バブル中

現在、我が家はバブル中。
なんだか感覚が麻痺している。
ピアノの発表会が終わったけれど、ピアノ練習時間があまり減らない。
こどもたちのピアノの先生は、2,3段階上のレベルの曲を
発表会の時には渡してくれる。
今回の花子の曲はフラットが4つ、ついていた。
楽譜をもらったときは、「これは…無謀っていうやつ?」と
思った。
いざとなったら、「頑張ってみましたが、無理です!」と言う気満々でしたが、
なんとかなった。
そして、発表会が終わり教本に戻ると
花子も太郎も「教本が簡単すぎる~!」と笑えるほどらしい。
発表会前は1時間の練習を一日二回…としていたので、
春休み中に一日3回、1回30分程度のピアノを弾くことは全く苦にならないらしい。
その結果、いつもは1か月かかってクリアするくらいの量を
どんどん練習していき…夫はこれを”ピアノバブル”と呼ぶ。
ええ、すぐに弾ける、バブルですから!

発表会の季節、あちこちのブログで発表会の選曲についての
悲喜こもごもを目にした。
わ~い!と喜ぶのはごくごく少数で、
「レベルが低い曲をもらった」
「好きになれない曲」などなど。

我が家のこどもたちの先生が発表会用にくれたのは
打鍵が強くガンガン弾いたり、スタッカートが得意な花子には
女子力いっぱ~いの教本でいうと…2つ先?!くらいの曲、
太郎にも教本2つ先くらいの指が鍵盤をあちこちする曲。
太郎はト音記号のドの位置が覚えられないというレベルで、
どこか遠くへ指がいったら、戻ってこれませんけれど~!というレベルで
こんなに鍵盤の上で左右の手が同時にあちこちいくの?と楽譜を見て絶句。
次郎には太郎が去年弾いた曲で…この指が飛ぶのに苦労したのよねぇ…と
いろいろ思い出し、憂鬱になった。

それを3か月ほどで強弱やペダルの踏み方などを指摘されるレベルにまでなり、
「動かず、口を閉じていれば、女子みたい~」と
花子は先生からお褒めの言葉をいただき、
「ドの位置、覚えたで!」と、今更なにを…な発言をする太郎にも
「大きくなって…」と感無量。
次郎への曲が予想外に次郎には簡単だったことはさすがの先生も計算外だったもよう。

発表会の曲をもらったときは、どうなることかと思ったけれど
毎年思うけれど、発表会が終わってからがすごいんです!
あんなに苦戦していた教本がさらさら~っと進むようになる。
こどもたちにどの曲を与えたら、レベルアップするか、
その目がある先生、さすがだわ~と毎回、夫と感心してしまう。