ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

クール?

娘の花子は春から六年生になる。
家庭訪問では毎年、「冷静沈着、周囲に流されない」と言われ、
二者面談では「マイペースで…とにかくマイペースで…」とか
「クールで…」といった言葉で形容される。

日本のママ友たちには”冷めてる”と言われることも。
アメリカのパルたちは花子を形容するときに
"mature"(成熟)という言葉を使っていたのを何度か読んだことがある。
ピアノの先生には「女子力の欠如と外見とのギャップがすごい」
と言われている。
ピアノの発表会後、先生は生徒さんたちに
「発表会後に欲しいご褒美は?」と聞いていた。
こどもたちは、「ショートケーキをホールで!」
「漫画」「ゲームのソフト」と各種、子どもらしいリクエストをするらしく、
なんとも微笑ましい話として聞いた。

えっ、花子のリクエスト?
ボタン鍋」でしたけれど…。
ピアノの発表会のご褒美がボタン鍋
せめてフグ鍋にしてよ~、それかカニじゃないのか?!とか
各種言いたいことは私もあるけれど、先生としては
「小5女子からボタン鍋を食べたいって聞くなんて…」と絶句していた。
そんな花子は発表会本番では女子力たっぷりに優雅に弾き、
「女子力高い~!」と数名のママさんから言われ、
ボロが出る前に帰らなくては!!と汗が出た。

そんな花子、オーストリアの歯磨き粉で私と夫がワーワーと
泡が青いだけで騒いでいたら、
「それ、お父さんが言ったから知ってるでしょ?
私も聞いたし。なんで騒げるの?」と
いたく冷静な突込みをいただきまして…
いやいや、花子もこれで歯磨きしたら腰抜かすから、
泡が青いだけで!!と反論したのよ~とロンドンのパルに話し、
「Super chill!」と言われた。
(すごい落ち着いてる!)
ちなみに、花子がよく形容されるマイペースはlaid backが
英語の意味に近い、とロンドンのパルは言う。

私は子どもたちの新しい担任の先生たちでドキドキ、わくわくしている。
去年担任だった3人の先生たちが入れ替わっただけで
同じ3人だったら…家庭訪問、やっぱりいる?(←重要)とか
新しく異動してきた先生かしら?と盛り上がっているというのに
「先生って、そんなに重要?誰が担任になっても
たいして変わらないよ。」と花子に言われた…。

陽気な次男のような長男の太郎は
「どの先生も怒れば怖い。
怒っているんだから、怖くないと意味がない。
でも、安心して。母さんより怖い先生はいないから。」と
あら、それなら安心!って…なりませんけれど。
太郎も担任は気にならないらしい。

次郎にも一応、聞いてみると、「僕、モヤシっこだから。」と。
外であまり遊ばず、家の中で遊ぶことが多い次郎を
つい”かわいいモヤシっこ”と呼んでから、次郎も気に入って使っているけれど
それ、誉め言葉じゃないし!
もやしっ子と担任は全く脈絡がないし、
滑舌の悪い太郎が”もやしっこ”というと”もらしっこ”にしか
聞こえないし…とかいろいろあるけれど、まぁ、いっか。

 

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