ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

眼科と精神科

今年は免許の更新!だけれど、ちょっと目が見えにくくなった気がして
久しぶりに眼科に行ってきた。
緑内障という遺伝疾患もあるので、「年に一度は検査を」と
眼科医に言われてから、かれこれ1年半…と思ったら、
「3年以上経過していますよ。」と言われた。
時の流れが早すぎたようです。

視力検査をしたところ、いまの眼鏡では0.7と運転ギリギリだったので
両目で1.2にしてもらうことに。
その眼鏡、10年前のものでした…。
10年分の度数を上げると結果として3段階アップになり、
きついかもしれません…と眼科でも言われ、
眼鏡屋でも「3週間経ってもきつかったら、また処方箋もらいに行くように」と
アドバイスをもらったが、眼鏡に目はすぐに慣れた。
そして、意気揚々と免許更新の視力検査に挑み、
「…ぎりぎりの0.7!次は眼鏡変えないと無理かも」と言われる。
嘘?!1.2にしてきたはずなのに?!
なんでこんなに見えないんだ???と翌週、また眼科。

新しく作った眼鏡で視力検査したら、「0.7だわ…」と看護師さんに驚かれる。
いやいや、驚いている場合ではなく、なんでそうなったわけ?!と
疑問で頭がいっぱい。
気候や天気、体の調子でも視力は変わる、という話だったけれど、
免許のために1.2がいるんです!と、また処方箋を書いてもらった。

いまはちょうど学校も眼科検診の時期で、小学校で眼科へ行きなさい、
という紙をもらって…という親子連れでたくさん。
その中に一人のママさんが小学校低学年のこを連れていて、
とても怒っていた。
「見えているっていわれても、見えないんです!」と。
「見えているけれど、見えてないだけなんですよ。」と看護師さんは言い…
えっ?ここ、眼科よね?どっかの怪しい道場?
禅問答か?
「見えているけれど、見えない」それ、見えないのでは…と
私もつい参加したくなった話が繰り広げられていた。

どうやら、そのこは視力はあるハズなのに、検査では見えない、らしい。
”ストレス”という診断がでたものの、納得できず、
ほかの眼科に行ったら、「眼科ではなく、精神科へ行け!」と言われたと。
ネットで調べると、心因性視覚障害らしい。
眼科で治せる病気ではないから、精神科へ、というそのアドバイス自体は
その眼科医(私の主治医ではない。
そのママさんがセカンドオピニオンを求めて行った眼科)が正しい。
でも、言い方が全くなってないわ~と話を勝手に聞いていて思った。

子どもが心因性視覚障害になって、目が見えにくいという。

3.心因性視覚障害で多い心因性視力障害 | 子どもの目の心身症 -心因性視力障害- | 目についての健康情報 | 公益社団法人日本眼科医会


原因はストレスだと眼科で言われる、これだけでどれだけ親がストレスか。
そういうときは「精神科へ行け」ではなく、
「カウンセリングを受けてみるとかは?」と提案してほしいわ~、
もうちょっと寄り添った回答ができただろうに、と
そのママさんの怒りが痛いようにわかる。

こどもが病気になったとき、いじめられたとき、
その親は手負いの動物、或いは産後の動物レベルで
警戒心バリバリで過剰に攻撃的になりやすいと私自身を振り返って
そう思う。
まずは「私は味方よ!」アピールが一番効くと私は思うけれど
お医者さんは理系が多いからか、
理論的に説明すればそれでいいと思っている人が多い気がする、
なんて話を夫にしていたら、それを聞いていた娘の花子に
エビデンスは?」と言われた。
evidence(証拠)、どこで覚えてきたのか最近、
花子のお気に入りの英語。
ここにも理系がいた…。