ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

日仏連絡帳

フランスの女子大生パルが
「フランスに家庭訪問はないわ」と今回の手紙に書いていた。
それ自体にはさほど驚かず、
そうだろうね~くらいだったのだけれど、
「でも、連絡帳はあるわよ!」という文章にびっくり!
フランスの学校も連絡帳があったのか?!と。
フィンランドのパルには「日本の学校にはパソコンないの?」
「メールができない環境?」なんて言われているほど。
Eメールではなく今どき、紙媒体っていう国がほかにあったとは!
しかも、それがフランスとは…。

「連絡帳の使い方は…」とフランスの女子大生パルが説明を
してくれていた。
「早退するときとか保護者が学校に伝えたいこと」などなど…と
一般的な日本と同じ連絡帳の使い方が書かれていたけれど、
「一番、多い連絡帳の使い方は…」と女子大生のパルが言うには、
「連絡帳に書いて、親に言うわよ!!」と先生が言う、と。
微笑ましい限りです。

日本の場合は、ちょっとしたことは連絡帳ですが、
本当の問題のときは、電話がかかってきます!
私もそんな学校の電話を受けたことがある。
あれは花子が二年生の時…
「宿題をランドセルに隠し持ち、出しません」と。。。
隠し持つって、そんな大げさな!!と笑い飛ばしそうになったけれど
低い声で先生に怒られました…。
宿題をやっていないわけではない。
前日に一緒に宿題やったもの。
やっているのに出さない、持っていることすら忘れている、
花子はそんな二年生でした。
いや、そこは先生の「はい、宿題出して~!」の一言で、宿題だしたのでは?
ランドセルにはあることまで先生知っているのに?と思いつつ…
「しっかりと言い聞かせます」と言ったっけ。
ランドセルにも連絡帳にもノートにも一時間目に使う教科書にも
「しゅくだいをだす」と書いた付箋を貼ったことを思い出した。
ついでにお友達にも「宿題出した?」って、たまに聞いて!と
お願いしたり…。

連絡帳は便利なようだけれど、返事を書くのに先生も時間を使うし、
私も時間を使う。
誰かに読まれるかもしれない、というリスクもあり、
微妙な文章のニュアンスの違いによる行き違いもあるので
「電話がいいよ」と元教員に言われ、先日、
「それはちょっと…」なことを金曜の夕方に学校へ電話した。
同じことで「それはちょっと…」と思ったほかのママさんたちは
連絡帳に書き、月曜に提出。
予想外に学校が迅速に対応してくれ金曜の夕方に動き、
こういう方針で行きます!と私が知ったのは月曜の夕方、
連絡帳に返信あったわ、と連絡帳を書いたママから聞く。
書面主義?さすが…の後は自主規制。

 

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