ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

地震

昨日の大阪を震源地とする地震
兵庫もかなり揺れた。
携帯電話の警告音とほぼ同時のようにきた地震
なすすべもなく、ただじっとしている内におさまった。
こどもたちはすでに登校している時間なので、ほっとしたものの
その後、登校中に亡くなった小学生のことを知り、
なんともやるせない。

市内の小学校の中には「児童は安全です。」と
一斉送信メールを送った小学校もある。
市内の別の小学校にこどもが通うママ友から
こんなメールが学校から来た、と教えてもらった。
我が家の子どもたちが通う小学校からは音沙汰なし。
その後、いつも通り下校してきた子どもたちから
次々と衝撃の事実を聞く。

衝撃その1.
「先生はほぼみんな遅刻してやってきた」。
地震で渋滞したんだろう、と思う。
わかるけれど…わかるけれど…それって、地震発生時、
学校にはこどもたちがいただけで先生はいなかったってこと!

衝撃その2.
地震ですという放送が流れただけで、あとは何の指示もなかった」。
ということで、こどもたちがそれぞれ判断をしたわけで、
広いところが安全だと判断し中庭の真ん中にいた花子(小6)もいれば、
教室内にいたので机の下に入った次郎(小2)もいて、
なんだかわからないけれど、階段を駆け上がった太郎(小4)のような
とんちんかんなのもいた。
・・・とりあえず、ものが落ちてこない、倒れてこない広いところや、
運動場が正解かと。
この場合は花子や次郎は正解に限りなく近く、
太郎はもう…呆れて言葉が出なかった。

先生たちは1時間目の終わりにやっと来たそうで…
児童の人数を確認したのはいつですか?とかもう怖すぎて聞けない。
保護者は学校にいるから、とりあえず先生が指示を出しているだろうと
思っていたのに…実際は先生がいなかったことを知り、
保護者同士でぞっとした。
予測できない地震などの災害の場合は、先生が手薄な時間帯に発生することも
あるということを改めて思い出した。

兵庫までは揺れを感じないけれど、大阪はまだ余震が続いている。
「プレートが動いている」という説明を夫から受けた花子、
「動かないようにプレートをネジで固定して回るっていうのはどう?」と
提案していた。
ネジって…。
宇宙へ行き、宇宙に何か月か滞在できるほどの技術があるのに
地震の予測はこうも難しいとは。
亡くなった小学生やその親を思うと、悲しみがこみあげてくる。

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