カナダとオーストラリアのパルから久しぶりに手紙が届いた。
どちらも内容は「家庭訪問どうだった?」というもので、
つまり私が出したのが3月か4月、そして私が手紙を受け取ったのが7月。
時差…にしては長いわね、長すぎるわ!
家庭訪問なんて、3か月前の話、もうどうだっていいのよ!
という人にはきっと文通とか向いてない。
こちらも暇なときに手紙を書き、あちらも暇なときに返事が来るので
「ごめん、疲れて旅に出ていたの」とカナダのパルの手紙にあった。
知ってる、なぜかスペインから「いま、旅行中!」という
絵葉書が届き、なぜにスペイン?どうしたんだ?!と
驚いたけれど、詳細は手紙に書かれていた。
まぁ…「お疲れさま」の一言なのですが、
きっと彼女が消化するのに3か月いったんだわと思った。
オーストラリアのパルは新しく手作り品を売り始め、
それを蚤の市のようなところで売っているようなのだけれど、
もう面白いほど売れて売れて、すぐに在庫がなくなるからまた作って
ついでに倉庫まで借りるようになって、
家も買おうかと思ってて…儲かりすぎて笑いが止まりませんわ!と
いう内容でした。。。
私、彼女の手相で「ビジネス運向上」って言ったよね?
「自営業向き」って言ったよね?
いまさらながら、鑑定料が実は高額で…と言い出そうかと一瞬、
思ってしまった。
3,4か月ぶりに来る手紙、私は返事する気になれない、
とオランダのパルが言っていたけれど、私は気にならない。
大丈夫、まだ覚えてる!
「今年の家庭訪問?ちょっと聞いてくれる~」と語れる。
タイムラグも含めて楽しめる。
たまに「あれはどうなった?」と知りたくて仕方がないときは
「手紙に書いたけれど、結果を教えて!すぐ!詳細を!」と
メールやwhatsappをじゃんじゃん送る…のは私だけではなく
私のパルたち、みんなしている。
そんなタイムラグを楽しめる文通と違い、タイムラグが気になるのが
通信教育。
「中学生」「塾」、どうなの?どうなの?と踊らされている。
塾までは…というあなたに通信教育!とどこかのキャッチコピーのように
夫に通信教育について熱く語ってみた。
最近は一教科から選べる通信教育もありまして…添削付き!と話すと、
「それ、帰ってくるまで10日くらいかかるんちゃう?忘れてるで。
あの問題?あぁ、まぁもういいいわって、なりません?」と
至極真っ当な指摘を受けた。
でも、いまはネットの時代!なんと、ネットで添削できるんです!
(早いかどうかは通信教育の会社によりけり…)
と、私が熱く語っても本人の意思が大きいと花子に塾とか通信教育は
興味があるかと聞いてみた。
「塾?行っても意味がないと思うで。」と花子が言う。
なんで?と夫と聞いてみると、
「学校と同じでしょ?多分、行くだけで話は聞かないから。」と返ってきた。
・・・やっぱり、話を聞いてないんか!!と火を吹きそうになった。
では、花子は一体、何を考えているか。
「ハシボソカラスの田舎って、どのへんからなんだろう?」とか、らしい。
(ハシブトカラスは都会に住み、ハシボソカラスは田舎にいる、
と言われているけれど、片田舎の我が家周辺にもハシブトカラスもいる。
どのへんで、ハシボソカラスだけになるのか、
本当の田舎には本当にハシブトカラスはいないのか…が最近、気になるらしい。)
先生の話をちゃんと聞きましょう、と何度目かの注意をしておいた。
そして、タイムラグといえば、通知表も。
ケガもしなかった一学期、それでよしとしよう。