ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

各国のパルに聞いてみた

某国のベジタリアンの男性と一緒に食事をした。
ベジタリアンだけれど、サーモンは食べれるそうで、
ベジタリアンだけれど、大豆は食べられず、
アレルギーはなく…
それって、ただの偏食家って言うのでは?
ベジタリアン、というのとは違うレベルだよね?

国が違えば、文化も違い、考え方も違うけれど…
日本はというよりも、我が家の方針は
「出されたものは黙って食べる。
何か言うなら、ありがとう!」とこどもたちにしつけている。

その男性、日本人婚約者がいるのに日本語はあいさつだけ、
日本の文化も詳しくなく、勉強したようにも見えず…
なんだか失礼な奴、と私は思ってしまった。

でも、これって、国によって違うの?とアメリカや
フィンランドスウェーデン、スイスともうありとあらゆる
国のパルたちに聞いた。
こういう男性って、どうなの?と。
みなさん、「私はその国に詳しくないけれど…」と前置きし、
それぞれの国の価値観で語ってくれた。

アメリカやスイス、フィンランドのパルたちには
「私はベジタリアンだけれど、そういう人と一緒ではないから!」と
そのベジタリアンは別枠で考えて!と言われた。
ベジタリアンだとは申告するけれど、
私のために考えて作ってくれた料理はできる限り食べるわよ」
「一緒に食べることを楽しみたいから」と。

「picky eaters」(偏食家、好き嫌いの激しい人)って、
アメリカやイギリスには多い気がする。
日本人の好き嫌いのなさにいつもびっくりする、と
日本について詳しいアメリカのパルが言っていて、
それにもびっくり。

ついでに国際結婚相手の文化を尊重しない、という男性だったので、
「私の娘の夫が彼と違ったことに感謝するわ!」と
スイスのパルに言われた…。
「いいの?本当にその人でいいの?」とロンドンのパルに確認されたけれど
私の夫ではないので、私に確認されましても。

アメリカやスイス、スウェーデンやオランダといった国々のパルたちに
「メイが普遍的なしつけをこどもにしていて、安心する。
食べ物に感謝をする、食事に文句を言わないって、本当に重要だわ。」という
返事が次々に返ってきて、とても新鮮だった。
もう一つ、国が違ってもパルたちの共通意見としては、
「そんな男は絶対に嫌だ!」と。
(私の友達だから、私と同じ価値観を共有していて、
この結果は当然なのかしら?)
rude(失礼)、weird (変)picky eater(偏食家)、
この3点セットって、最強すぎる…。
「逆にその日本人女性の惹かれたポイントはどこだったの?」と
各国のパルたちに聞かれる始末。
私は全く惹かれなかったので、私にはわかりません。
国際化とか国際的な価値観、国際的な人、などいろんなところで
冠に”国際”という文字を見る今日この頃。

相手の文化に敬意を払い、他者を尊重しつつ、自分の意見を言う。
それは国際的なんていう価値観ではなく、
普遍的なものの気がした。

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