ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

一家で室内楽鑑賞

室内楽を聴きに一家で大阪へ行ってきた。
小学生になった子どもたちと夫は初のクラシック音楽の生演奏を聴く。
こどもたちのピアノの先生も出演者として登場するので
きちんとした格好で…って、どんなの?と調べて、
私と娘はワンピース。息子と夫も着なれないよそ行きの服装。
先生へのお花は自宅に届けたほうが電車で会場入りする先生のお邪魔にならないですか?
と聞いたら、「会場でも預かってくれるわよ」と。
会場で渡したほうがよさそうだったので、コンサートホールの近くの花屋で
ブーケを作ってもらった。
我が家の近くの花屋では5000円のブーケは結構、立派なサイズなのだけれど、
さすが大阪!
駅前だから?地下街だったから?
5000円がこれ?と思う大きさだったけれど、店にあった3000円のブーケを見て納得。
こどもたちに先生へのメッセージカードを書かせたら、
「ピアノ、楽しみにしてるから!頑張って!」と、
なんとも上から目線だった…。

そして、室内楽を一家そろっては初めての鑑賞。
こどもたちが動いたりするようであればすぐに出ようと
一番後ろの席に座ったけれど
小2の次郎はお気に入りの曲のときはノリノリで指揮し、
いまひとつ好みではない曲の時は肘掛に肘をつき、
好きな曲になると前のめりで聴き…1部終了後の休憩のときは
「あの曲はなめらかでよかったね」なんて言っていた。
小4の次郎はソプラノの歌声をうっとりと聴き、
小6の花子も「発表会で弾きたい曲だらけだわ!」と…。
いやいや、怒られるって!というレベルの曲ですから。
「特にあのおじさんのバイオリンがうまい!!」
と花子が言う。
あのおじさんって…某フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスターですから。

室内楽、家族それぞれに「すごくよかった!また聴きに行きたい!」と
思えるほどに素晴らしかった!
やっぱりCDとは違うね!と夫が予想外に興奮していた。
ただ…「ピアノのソロも聴きたい」と私はつい思ってしまったけれど
こどもたちも同じだったようで、
「もっとピアノが活躍してほしいね~」と。
次回はピアノリサイタルを聴きに行きたいね~と言いながら帰路に着いた。

CDとは違う生で聴くクラシック、知らない曲ばかりだったけれど
どれもこれもとても新鮮に聴けた。
ソプラノの声も「久しぶりに高音でも耳障りではないソプラノ~」と
私もうっとりし、
バイオリンの音色にうっとりし、緩急のついたピアノに熱くなり…
もっと聴きたい!と思った。
今年中に家族でもう一度、クラシックを聴きに行けたらいいなぁ。