ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

効果的な学習法?

ロンドンのパルから「小包届いた~!」とメッセージが来た。
おもちゃ屋で見つけたトトロの切り絵のようなペーパーシアター。

 

となりのトトロ 月光る大空 ペーパーシアター

となりのトトロ 月光る大空 ペーパーシアター

 

ロンドンのパル、こういうの好きそう~と送った。
"SOOO cute!"(むっちゃ、かわいい!!)とやっぱりドンピシャ、
彼女の好みで喜んでもらえた。

お互いの近況を話していたら、
大学の日本語クラスの試験、"I got 1st."とロンドンのパルが言い、
おめでとう~!!という会話をした。
夫に、”1st”って、日本語の試験で1位だったってこと?と聞かれた。
1st、1位という意味ではない。
イギリスの大学における成績の優劣、
日本でいうところの優、良、可。(甲乙丙の大学もある?)
それがイギリスの大学では1st,2.1,2.2となっていて、
2.1までは自慢できるのだろう、というのをロンドンのパルの話から思うけれど
1stとったんだから!と言うときのロンドンのパル、
小鼻膨らんでそう、と思ったらイギリスの大学での1st評価は
日本の大学での首席卒業に等しいという記述も見かけたり。

そんな立派な成績をとったロンドンのパル、
「問題はこの日本語レベルを維持することなのよ。」と言っていた。
使う機会も頻度も減ってくることが予想される中で
いかに日本語能力を維持するか。
「メイを見習って、日本のドラマと邦画を見ている。」と。
もちろん、字幕なしは無理なので、字幕付きで。
それ、あんまり効果ない、私の場合は。

大学の先生からは「日本語の日記を毎日書くこと」をおすすめされたらしい。
日本語の日記…、それも外国語学習者の王道の勉強法でよく聞く。
「英語で日記を書く」という類の本、それこそ本屋にもたくさんある。
でも、辞書を引いたら同じ意味の単語がたくさんでてきて、
どれが私の思う”引く”なのかしら…とか考え始めたらもう気になって、
と私にはいまひとつだった、とロンドンのパルに語った。

「じゃあ、メイのおすすめ学習方法は?」と。
それは、もちろん、”その言語で手紙を書く”。
地味に効果がある学習法だと思う。
まず、書く内容が日常的なものになるので
何度も同じテーマで書くことが多い。
子どものしつけとか、こどもにルールを守らせるとか、
反抗的な子どもへの対処法とか…結局、しつけ(discipline)かい!!と。
そして、それに対しての返事で英語でのいろんな言い方を学ぶ。
”It isn't nice."(よくないわね)と、こういうときはgoodではなく
niceなのか!という発見があって、では早速!とまねることもできる。
一つの日本語で、たくさんの英単語が辞書にあるとき、
どれがぴったりなの~?!と混乱するけれど、
あっ、この単語はインディアナ州のパルが使っているのを見た!とか
ロンドンのパルは”To be fair,"ってよく言うけれど
あれって口癖?それともイギリス英語?
アメリカのパルたちが書いているのを読んだことないかも…と気づいたり。
この一文をちょこっと入れ替えると…ほら、完成!と自分の言いたいことを
ネイティブ風に言う英文を作れたり。
でも、その積み重ねが大きくなる、いつか…、と思いたい。

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