評判よかった映画なのに、観てみたら「あれ???」ということがある。
最近は、外れ映画だろうと観てみたら、
実はよかった!!ということが多かったのに、
こんなに拍子抜けした映画、久しぶりかも。
『ドリームガールズ』。
この映画でアカデミー賞受賞したジェニファー・ハドソン、
彼女はアメリカンアイドル出身!
歌がたくさんでてくるミュージカル映画、は嫌いではない。
3人組の黒人女性グループがメジャーになっていきながら
裏切りや恋やいろいろある…という話なんだけれど、
よい評価をした人は、一体、誰に感情移入してみんな観たの?と
気になって仕方がない。
私は、エフィ(ジェニファー・ハドソン)に感情移入して観た。
声量も歌唱力もあるのに顔がいけてないから、と
リードボーカルを外され、
その内、リードボーカルを歌わせてあげると約束したプロデューサーが
その約束を反故にするどころか、新リードボーカルと浮気をし、
エフィはリードボーカルの座も恋人も奪われ…
妊娠したことを告げずにドリームガールズを脱退させられ、
落ちぶれていく…。
最後にちょこっと日の目を見るものの、
彼女が落ちぶれた年数を考えると一発逆転にも程遠く…。
観終わった後の感想は、「なんだかなぁ…」だった。