ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

小学校でケガ


4年生の太郎が頭に大きなたんこぶをつくって帰ってきた。
担任は出張中。
母親の私にたんこぶの理由を問われ、
いじめられていた友達を止めに入って、
頭をほうきで叩かれたと涙を流しながら語り始めた。
先生は誰も知らないという。

とりあえず、学校でケガしたことを学校に報告しなくちゃね、と
学校にすぐに電話した。
「はい、〇〇小学校です」と出た先生、名乗らない。
事情を説明したら、「しばらくお待ちください」と言われ、
2分近くの保留音の後、
「担任はただいま不在で…どうしたらいいですか?」と
こちらに丸投げ。
はぁ?と言いそうになるのを抑えつつ、
「担任に伝えてください」と言って切った。

その後、元小学校教員の知り合いにかくかくしかじがで、
こういう対応だったんだけれど、
あれはなに?私の対応はどうするべきだったの?と相談。
「ふつうはね…」から始まる、一般的な小学校の対応は、
「はい、〇〇小学校の田中です」と名乗り、
担任がいないときは、「私では判断できないですが、伝えます」等
言うそうです。
ほかにも「ケガの具合はどうですか?どのくらいのけがですか?」と
ケガについても聞くものだ、と。
(校内でのケガは学校保険なので、
受診するなら…といった手続きの話も)
「ふつうはね…」と普通の小学校の対応を聞かせてくれた。
どれもこれもなかった。

私はそういう一般常識を花子たちの通う小学校にはすでにあきらめていて、
この小学校は特別ルールがあふれるファンタジーの小学校、だと思っている。
そうでなければ、毎日、怒ったり、呆れたりすることになるので、
「なぜ?」と聞くのも考えるのもやめた。
メイさんの求める最低ラインを伝えたらどうですか?と
元教員の知り合いに言われた。
「ケガだけさせずに帰して」に尽きる。
えっ?最低ラインですよね?
日本の地名読み間違いを社会の時間に教えられるのも
先生の偏った歴史観をこどもたちに教えるのも
「先生、算数苦手でしょ!」と親が指摘したくなる先生が
算数を教えるのも、
無茶苦茶な文法の英語を学級通信に載せるのも目をつむります。
「それは保護者に言うのではなく、職員室で言って!」という内容を
親に先生が言うことも
3年いるのにピアノで校歌が弾けない音楽の先生もアリだと思う。
通知表が違うこどもにバラバラに渡されようとも
総合所見がコピベでクラスメートと全く同じだろうとも
もう、なんでもアリ!
(全部、花子の小学校で実際にあったこと!!)
とにかく、首より上のケガだけはさせないで!!というのより低い目標って、
私には設定できませんけれど。
しかもマンモス校というわけでもないのに。

そういえば、花子も4年のときに男子児童のせいで後頭部に大きなたんこぶができ、
そのまま担任は水泳をさせ、
連絡帳に「様子を見てください」とだけ書かれていたっけ…。
夕方、私が気付いた時でさえ、大きかったたんこぶのまま水泳?
後頭部にたんこぶなのに?!
多少?の評価基準のあいまいさや先生らしくない言動には目をつむっても
頭のケガは我慢できない!とあのときも学校に抗議したのに…
2年後にこれか。
はぁ…とため息しか出ない。