ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

学級崩壊気味?


太郎のクラスが学級崩壊している。
最初は、「学級崩壊気味?」と思っていたし、私自身は気づかなかったけれど
別の小学校のママ友に話すと、
「メイ、それはもう学級崩壊っていうんだよ」と言われた時の衝撃ったら…
私、もうマヒしてた…と気づいた。

例えば、先生の一言にヤジる男子児童が数人いる、
授業中に指名された音読を拒否、
給食当番を拒否、勝手に下校…までは、
「・・・」と絶句になる程度だった。
それが数日前、数人で一人の男子児童をいじめていたという話が
クラスのほかのママさん経由で私の耳に入り、
その話を太郎に確認すると、それ自体は知らなかったものの別情報も入り…
ドッカーン!!と怒り爆発しているところに
「先生もその場にいたけれど、注意せず」という話を得たところで、
太郎のクラスのママさん数人と「どうにかしないと…」と気づいた。

もちろん、最初にしたことは”自分のこどもを注意”。
太郎自身は、被害にもあってなければ、加害にも参加してなかったけれど、
「傍観していたことは、いじめに反対を表明したことにはならない。
あなたがしなければいけなかったことは、”おかしい”と声を挙げること。
いじめられている子に味方だということをもっときちんと表明しなさい」
というようなことを伝えた。
丁寧に…と言いたいけれど、「なんで傍観ができたわけ?!」と怒り狂った。
太郎自身が勝ち気な性格でもなく、おとなしい性格を考えると
当然の行動だとは思いつつ、「今こそ声を出すときだ!声出していこう!声!!」と
どっかのスポーツコーチのように気合入れて朝、送り出した。

そして、私はひっそりといじめ問題の電話相談に電話。
「被害にも加害にも遭ってない親が学級崩壊のクラスにできることって、
なんなのでしょうか?」と。
相談員さんから、まずは「それ、言ってるのお宅のお子さんだけちゃいます?」
という確認が丁寧ながらあって、いやいや4人ほどのママさんが気付いていて
情報共有をしていますと話すと、
「それでは…」と教えてくれた。
教育委員会に電話」は時期尚早ですよ、と。
まずは担任、次に教頭や校長に事情を話し、対応を求め
その結果をもって、教育委員会に相談してください、と。
そうでなければ、いきなり教育委員会に電話しても「学校に相談されましたか?」
と言われることが多いんですよ、と。
ほぉほぉ、参考になりました、と同じクラスのママさんと相談。

では、まずは学校で教頭先生と話をするしかないね!という結論に至った。
「ちょっとご相談したいことがありまして、時間をとっていただきたいんです」と
事前に小学校に電話をして、教頭先生の時間を確保。
元小学校教諭には「喧嘩腰ではなく、和やかに、ご相談するんですよ!」と
何度も念押しされた。
一緒に行くママさんと”和やかにご相談”をぶつぶつと唱えながら小学校へ
行きましたとも!

交渉のとき、”目標をどこに設定するか”は大きい。
それに向けての交渉の仕方を考えるわけで、私たちの今回の目的は
”学校に現状を把握してもらう”こと。
こういう現状を小学校は把握されていらっしゃいますか?
不安に思っているこどもたちを見ていると心配だ、
というあくまでも不安を訴える作戦…つまり、私はお口チャックで、
もう一人の穏やかなママさんに和やかに話してもらおう作戦。
息子たちも学級崩壊したクラスで8時間過ごしている日を週5日過ごしているわけで、
ちょっとでも状況がよくなるように、と小学校へ向かった。