ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

4年生の壁?

太郎が4年生となって、
「4年生の壁ってあると思う?」とクラスメートのママさんに聞かれた。
彼女の息子さんは4年生になってテストの点数がガタ落ちしたらしい。
そこで、6年生の娘もいる私に、
実際、4年生の壁があった?と聞いてきたわけです。

正直に言おう!
4年生の壁、と呼ばれるものはあるようでない。
学習内容が急激に難しくなるのが4年生、というわけではない。
4年生の壁を作るのは”反抗期”なんです!!!!
学習内容に関して言うと、6年間、算数を見てきて
「これは躓きそう…」という単元が多いのは5年生だと思う。
分数の足し算、引き算、公倍数、公約数、割合、百分率…と
5年生の算数は躓きやすい箇所がいっぱい。
それに比べると6年生の算数のなんて簡単なこと!!

我が家の太郎、”壁”…ではなく反抗期は3年生がピークで
態度がでかい、横柄、口が悪い、反抗的…と
「あんたはどこの王様や!!」と毎回、怒っていた気がする。
「ご家庭での様子は?」と学校の面談で聞かれたり、
ママ友に聞かれるたびに太郎の実情を語るものの、
「嘘~!」とか「本当?」と言われたので、
外ではとーっても立派な猫の仮面を被っているらしい。
学校で暴れて家でおとなしいよりは、家で暴れて学校でおとなしいなら、
まぁいいか…と思うように心がけてはいるけれど、
「そろそろ、いい加減にしようか。」と、何度か私の堪忍袋も切れた。

そんな子に家庭学習させるのはとーっても大変で、
しかし放置するとすごい点数を持って帰ってきて瞬間湯沸かし器になる。
家庭学習が無理なら、塾や!塾に週5で行きなさい~!と
よく怒っていた。
そうすると、夫に毎回言われる。
「もしもし、メイさん。反抗的な子どもを塾に放り込んだら
どうにかなると本当に思ってますか?」と。
「もし、メイさんが塾講師で反抗的で勉強しない子どもが来たら
どうする?いまメイさんが太郎に注いでいる熱量で勉強を教えるか?」と。
・・・無理。
きっとやる気のない子は放置…と想像し、
そうか、反抗期を塾へ入れても状況は変わらないのか、と思い至り、
(他人の言うことには耳を傾ける反抗期の人もいるらしいけれど)
忍耐って、苦手なのに…と思いつつ、耐えた太郎の3年生時代。
耐えたのは太郎も同じのようで、
「どれだけ反抗しようと家庭学習はあるのか…」と悟ったよう。
そして、去年反抗期か今年反抗期かで点数下降中の人も多い中、
満点やそれに近い点数を持ち帰っていることに太郎自身もご満悦。
(ポピーがすごく太郎には合っていた!というのも大きい気がする)

4年生の壁が3年生できたり5年生できたり、という話に
私も以前はなぜ?どの学習単元で躓くの?と思っていたけれど、
なんてことはない、”反抗期”なので、人により違うというだけの話。
3年生で反抗期がきた太郎、
次は5年か?6年か?と私も次の反抗期にドキドキ。