ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

日本語を使う仕事

語学を仕事に生かせている人は少ない、と思う。
特に日本語を学んでいる海外のパルたちで日本語を使って
仕事をしている人なんて皆無!
私のパルの中で一番、日本語を使っているパルは日本によく旅行に来ている
香港のパルとアメリカのパル。
彼らは絶対、私より東京に詳しいと思う。

そういう人たちを除外すると、日本語を自分の国に戻っても
使っている人はほとんどいない。
ロンドンのパルも大学では日本語の講義をかなり優秀な成績で
修士号までとったものの、日本語を使う仕事はなかなかない、と
嘆いている。
そうだろうねぇ・・・と思っていた。

東北でAETをしていたアメリカのパルが去年、帰国した。
故郷ではなく幼馴染とルームシェアしながら仕事を探す、
なんていう手紙をもらったときは、危険な臭いしかしないと思ったら
予感的中で、次の手紙にはルームシェアがいかにストレスが、
いかにソリが合わないか、と。
そして、お金を貯め次第、また移動する!という手紙を受け取り数か月後、
彼女はまた引っ越し。
これは危険な根無し草コースかと思ったら、
彼女の転機はこの引っ越しだったもよう。

まず、ちょっとした短期のパートタイムの仕事を得た。
しかも、日本語を使うの~!と。
日本からやってきた大学生の手続きを手伝う仕事、だったもよう。
その短期の仕事も終了間際になると、どうする?どうする?と
心配していたら、今度は日本の駐在員さんとの通訳、
という形で不動産業界。
おぉ~!そういう手もあったのか!!と感心していたら、
今度は駐在員さんがたーくさんやってくる日本の大手企業で
働くことに。
やってきた駐在員さんの引っ越しや手続きの手伝いのようだけれど、
結構な大手で(その業界を知らない私が社名を知っているくらい)
工場が新設されるとかで、どんどん駐在員さんもやってくるようで…
日本にいる時より、日本語使っているんじゃない?とからかいたくなるほど。
その上、「いまは素敵な男性と出会い、デートまでしているの」と。
アメリカにはもう春が来たようです、-8℃らしいけれど…。

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