ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

一年を通して

春からは状況がいろいろ変わるので
我が家も忙しくなりそうです。
中学生になる花子の中学校説明会に行ってきた。
「どうだった???」と夫に聞かれ、
「説明してくれた先生は国語の先生ではないと思いたい…」と
感想を言ってしまった。

そして、一年間、算数を教えてきた花子のお友達との算数塾も
今年度で終了。
先日、”割合を使って”という単元のテストがあった。
その子は5年生のとき、割合のテスト3割でして…ママさんが
「赤点だわ!!まだ小学生なのに!メイさん、どうにかして!!」と
私が算数を教えることになった、という経緯があった。
割合は何度も何度も5年生の単元をやったし、
6年生になってからも、何度も何度もやった。
「しつこい」「ねちっこい」「またぁ~?」と言われつつ、
繰り返す!反復!条件反射で解けるようになって!と学習した結果、
”割合を使って”の単元テスト、クラスで満点は3人で、
そのうちの二人が花子と私の教えていた子!

その子のママさんと私のほうが子どもたちより喜んだかもしれない…
というほどに大喜びしてしまった。
クラス平均は70点だったそうで…平均より30点も高い!!と
またママさんは大喜びで…私も肩の荷が下りた。
「算数嫌い…」と一年前は言っていたのに、
いまは「得意科目は算数」と言うまでになって…感無量。
「算数は答えがすっきりでるところが楽しい」そうです。
そうかそうか、私はいまだに算数嫌いだけれど…。

こども時代、あんなに嫌いだった算数を教えて、
そして結果的に年間を通してテストは9割~満点とれるようになったその子を見ていて
改めてわかったことがある。
優秀な選手が優秀なコーチになるとは限らないように、
優秀な選手ではなかったからといって、優秀なコーチになれないわけではない、
ということ。

塾の講師の学歴云々を語るママさんがいるけれど、
自分ができたから、相手にもわかるハズと教えて自己満足をしている講師は
どこの業界にもいるものなのになぁと思った。
私が”先生”に求めるものは先生の自己満足ではなく、
子どもたちそれぞれに適した指導とわからないときや点数がとれなかったときも
くさらずに前を向いて学習できるようにすることだなぁと思った。

 

 

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