ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

学校英語と英会話

中学生のこどもがいるママさんに
「うちのこが英語がひどいんだけれど、なんでだと思う?」と
聞かれた。
英会話を小学生の時から3年以上やっているのに成果が出ない、と。

その英会話教室を覗いたことはないけれど…
英会話と学校で学ぶ英語は別物だと思う。
ついでに言うと、アメリカのパルや英語圏の人々が使う英語と
受験英語も別物、と思って英語の問題を解かなければいけない、
とつくづく思う。

中学生のこどもがいるママに学年末テストの英語、
問題用紙と解答用紙を見せてもらった。
その解答用紙、すべて空欄の大問もあるし、正答率半分のところも。
英語の学年末テスト見ただけでつまづいたポイントがわかった、
三単現!
どれでもこれでもsつけるのではなく…と三単現の説明を
もう一回してあげたら?とママさんに話すと、
「英語の家庭教師しない?」と勧誘された。
そこは丁重に辞退させていただいた。

日本で英会話の先生をしているアメリカ人のお友達?と
新しく英語の試験が変わるの知っている?という話になった。
読み書きだけではなく、話すことや聞くことも含めた4技能が必要になるらしい。
どのくらい?どこまで?といまひとつよくわからないけれど…と。
「それについて、どう思っているわけ?」と聞かれた。

日本人は読み書きは得意で話すのが苦手だと聞くけれど、
日本語を勉強しているロンドンのパルも
アメリカのパルたちも総じて読みが一番得意。
次は書くこと。そして、話すことが一番むずかしい、という。
つまるところ、外国語は”読む”ことが一番簡単なのだと思う、
日本人に限らず、という話をアメリカのパルにした。

「日本の英語学習者で数人はとても上手だけれど、
単語の発音を間違えている人も多い」と彼は言っていた。
もっとコミュニケーションを学んだほうがいいと思う、と。
「コミュニケーションが下手だから、戦争が起きるんだよ」と
なんだか大きな話へと展開されていった。
そっちに向かうのか…。

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