ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

スピーチに不安

花子の小学校卒業式が迫ってきた!
卒業式の打ち合わせがあるのだろうと思っていたら、
ない!
「謝辞」と呼ばれたら前に行って読んでください、程度。
こんなものなの~?と元教諭たちに聞いて絶句される。
「ふつうは…」という一般的な学校の話を聞いて私も絶句。

謝辞は達筆な友人にすでに筆ペンで書いてもらっていて完成している…
けれど、スピーチ関連の本を読めば読むほどに不安になってきた。
例えば、私を不安にさせた本代表はこれ。 

ソニー歴代トップのスピーチライターが教える 人を動かすスピーチの法則
 

 管理職や中小企業の社長向けのスピーチに関するあれこれはあるけれど
卒業式などでの謝辞などの参考にはあまりならなかった。
しかし、不安だけは煽られた気がする。

「ちょっと聞いて~!」と元教諭二人に完成した謝辞を聞いてもらった。
最初のジョークは年齢で反応が分かれるところで…
若い人には「面白い!ええやん!」と言われ、
ベテラン枠からは「うーん…」と。
厳かな式にどうなの?と顰蹙を買うかもしれませんよ、と。
そのときの空気で言うか言うまいか決めようと思います。
十中八九言うけれど!
最初に聴衆の意識をつかんでおくことはスピーチの基本!
次は何を面白いこと言うのかしら?というわくわくで
5分スピーチを聞いてほしい。

「謝辞…にこれを入れるのはありかなしか…」という
先生や学校への感謝だけではなく、こどもたちへの思いも入れた。
字で読んだときは、「うーん…」と言われたけれど、
音読したら、また違うと思うから!と音読したところ
ベテラン枠からも「確かに聞くと、全く問題なし。いいんじゃないの~」と言われ、
私と同じ年代の元教諭、目にいっぱい涙を溜めてうるうる…。
いやいや、あなた関係者ではないでしょ!
卒業生の保護者でもないのに、それだけ感情移入できるの?!と
私がびっくりしてしまった。
無関係な人まで泣かせる謝辞…結構いいのができた?と自画自賛

音読をゆっくりめにしたのに
「早い気がする」と言われたので、ゆっくりと噛みしめながら
感謝の心を込めて”読むようにしようと思います。

「それは過去形ではなく現在形が正解!」と言われた箇所が一点。
もう書いちゃったよ…。
奉書紙の上にピンクの付箋貼って修正しておいた。
ぎりぎりまで慌てさせられそう。