スイスのパルからイースターの卵チョコがやってきた!
そうか、もうイースターなのかと月日の過ぎていく早さを感じつつ、
海外の文化も感じた。
我が家の子どもたちも私が海外文通を始めたころは、
「なにそれ?」だったいろいろなものが自然になってきた。
例えば、イースターだったり、
イスラム教のパルたちのヒジャブだったり、
クリスマスに対する我が家とは桁外れな盛り上がりだったり。
(日本の一般家庭の中でも我が家のクリスマスは年々、やる気ゼロ傾向。)
スイスのパルが手紙の中で書いていた、
「賢さは遺伝すると思う?」と。
彼女は元研究職で、彼女の夫は某有名大学の理系教授。
私が知っているくらいの大学なんだから、知名度もある。
家はプール付き!どうでもいい情報
彼女は1歳の孫を目に入れても痛くないかわいがりかたをしているような
文面だけれど、基本は”好きにさせている”と。
自分のこどもにそうしてきたように。
でも、彼女の友だちは「小さいから、危ないわ」と各種、制限をするようで
そういう制限をしすぎると知能が発達しないのよ、
だから、彼女のこどもの職業はピー…と、
パルのこどもたちは国家試験がいる仕事やそれなりに優秀だけれど
そのお友達のこども(といっても成人)のお仕事も十分に立派!と
日本の私は思ってしまったけれど。
「学力は遺伝すると思う?
賢い子とそうではない子は何が違うと思う?」と聞かれた。
正直、悲しいかな、学力は遺伝が大きい気がする。
完成形は両親で、蛙の子は蛙、あれ本当!と思ってしまう日々。
でも、少しは進化をしたいじゃん!!と息巻く私に
理系のママ友と花子に「そんなに急には生物は進化できないから」と
冷たく言われてしまったけれど。
スイスのパルが言いたかったことは、でもきっとそういうことではなく
「こどもを制限をすることなく、
知的好奇心を持ち続けれるようにさせたい。」ということなんだろう、
と思う。
本当にそう思う!!
花子の中学校1年の担任、担当教科が数学!!
ガッツポーズしそうになった。
小学校の算数テストで私も花子に何度も言った。
「先生にわかりやすい式を書いて。教科書通りの解き方をして。」と。
花子はよく「こっちのほうが簡単じゃない?」と
解説にはない解き方を見つけたり、
小学校のレベルを超えた解き方をして、
答えはあっているのに式ごと×という採点方式をされてきた。
なんでよ!!!と何度か怒って理系のママ友に話すと
「小学校の先生が文系だから?」と。
そんな理由では納得できないわ~!!と文系の私ですら思う採点が
本っ当に多かった。
花子自身は解説とは違う解き方や模範解答より簡単に解いたとき、
「ヨシ!!」とガッツポーズするような理系なのに
その能力に蓋をして「教科書通りで。」とベンチから指示を出す私、
花子もだろうけれど、私もストレスが溜まっていた。
入学式で担任の担当教科が”数学”とわかったとき、
花子はニヤリと笑って、「好きに解いていいってことね?」と。
先生たちが花子の知的好奇心の芽を摘みませんように…と願う。