ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

新しい時代

元号がない海外のパルたちに
元号が変わるって、どんな感じ?令和をどう思う?」と
聞かれた。
驚いたことに、チェコのパルもロンドンのパルもアメリカのパルも
Reiwaが次の元号だと知っていた。

4月30日より前に返事を書いたパルたちには
「昭和と音が似ているし、漢字も同じだから
なんだか親近感を感じつつ、R始まりに新鮮さも感じる」
なんて書いてきた。

4月30日、「夕方からテレビに貼りつく」と宣言した。
夫が焼き鳥のタレから作り、ベランダで串に刺して
焼き鳥をした。
完成した焼き鳥はこどもたちにより、せっせとテレビの前の私へ。
燕のこどもはこんな感じか…。

家族の協力のもと、歴史的瞬間を私も中継で見た。
退位の礼、天皇陛下(いまは上皇)の言葉を聞き、
なんだか頬を伝うものがあった。
松の間を出るときの一礼も映画のようだった。
時代がひとつ終わった、その瞬間を私も見た。

そして、翌日には即位の礼
法事に参加するため、車の中からテレビで見ることになった。
新しい天皇陛下のことばを聞いていると、
「どういう意味?」とこどもたちが聞いてきて、
「ちょっと黙ってて!!」と叱りつけたり。

昭和天皇玉音放送は頭を垂れ、聞いていた映像を思い浮かべる。
平成天皇の退位はテレビで中継される時代になり、
令和天皇の即位して最初のお言葉を「どういう意味?」と
口を挟むこどもがいて…
なんだか時代を感じてしまった。
「学校の放送でも立ち止まるように言われているのに
天皇陛下のお言葉のときにしゃべるなんて。
なんてしつけができてないの!!」と私がこどものときは
祖母に怒られてたわ。昭和一桁世代の祖母に。

過ぎ去った平成は、私の青春時代、学生時代、結婚、育児に
祖父母の逝去といろんな出来事があった。
令和は花子も中学生になり、我が家のこどもたちもどんどん
中高生になっていき、いままでとは違う時代になるんだろうなぁ。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村