ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

学問の喜びとは?

期末テストの対策をしている花子を見て、
「なんか違う…」と思った。
花子は満点…を目指すべく、
いかにケアレスミスをしないかという勉強をしている。

上位にいる子の正しい勉強法…なのだろうけれど、
重箱の隅をつつくような記述式の減点をする先生たちから
きっちり点数をとるための勉強…
それって、なんだか実のない勉強だなぁと正直、見ていて思った。

定期テストにはそれが必要なのだとわかってはいても、
そういうことを”勉強”と呼ぶ限り、”学問の楽しさ”なんて
絶対にわからないよ!と思ったり。
公立中学校に合わせた勉強も確かに必要かもしれないけれど、
それ以外に、”面白い”と花子が思える勉強を
学校の進度とは関係なくしてもらいたい、と思った。

漢字検定、英検、数学検定…と、いろいろある。
理系の花子には数学検定をママ友からもおすすめされたけれど
花子は数学大好きなわけでもなく…。
花子の好きな勉強で、学校に関係なくできる勉強…と考えていて
思い出した!
化学。

「化学」と化学を発音するだけでお目々がハートになる
我が家の花子、スタディサプリで高校化学を小学6年生から見ていて
現在20%視聴。(進まないのは気分転換程度に見るだけだから)
化学検定などもあったけれど、
目指すは化学グランプリ!

以前は高校生のみだったけれど、現在では中学生からの参加もできる。
まずは、1次通過が目標~と低く目標設定したと見せかけて、
3000人ほどが一次試験受けて、一次通過は約80名の狭き門です。
化学の元高校教諭に過去問から難易度を聞くと、
「化学好きな人なら…」と、それほど簡単でもないような。
今年1年で高校化学を一通りやって、来年からは過去問!
「目指せ二次試験!」と長女は二次試験を目指している。
2次試験は大学の研究室で実験できるらしい。
「実験?!研究室?!」とお目々きらーんと光ってます。

花子は最早一次通過というどあつかましいことしか
考えていないという超ポジティブ。
私は、その化学グランプリ試験会場で、
花子と同じ化学大好きな人たちに会い、花子に共通の趣味を持った
お友達ができたらいいなあ~と思っている、なんてことを話すと
花子は「えっ、私、英語できないし…」と
花子はもうすでに化学グランプリの優秀者しか行けない
化学オリンピックの話をしていた。
高校化学、まだ勉強途中なのに…このポジティブさは絶対に夫譲り。

花子の化学の質問にはもうちんぷんかんぷんの私、
元化学の高校教諭にいざとなったら家庭教師して!と頼み
有機化学は私より得意な人が…」と無機化学有機化学
分かれて家庭教師がつく?
「化学を花子ちゃんが楽しんでくれるなら、いつでも聞いて!」と
元化学高校教諭も化学の復習を始めたらしい。
説明はどの本がいいかな~と分厚い大学の専門書を見せてもらった。
化学オリンピックの話をした花子にも言ったけれど、
彼女にも、「飛びすぎじゃない?」と、突っ込んでおいた。

夏休みは化学~と現在、花子は浮かれ中。
期末テストの現実逃避は化学。

 

パイン有機化学 1

パイン有機化学 1

 

 元化学の高校教諭おすすめの有機化学の本…。