中1の花子、終業式までまだ10日以上あるけれど、
すでに夏休みの宿題が配布され始めた。
まずは、国語と数学。
1冊ずつあるのか…。
読書感想文は5枚半だそうです。
花子は『人間失格』か『羅生門』を読書感想文にしたいそうで、
「どっちがおすすめ?」と聞かれたけれど、
その二者択一?!
せめて『蜘蛛の糸』とか『高瀬舟』とか…と言っていて気付く。
これ、花子のお得意の「読書感想文に悩むから、
とにかく全部の本を読みたい!買って!」作戦だ…。
本には糸目をつけない我が家、つい本は買う。
数か月前に本の整理をして、すっきりになった本棚を見たことのあるママ友、
先日、我が家にきて
「・・・なんで?」とすでに本があふれている本棚に絶句していた。
多分、どんどん本があふれだしてくる本棚なんだと思う!
数日前、中学校のワークに”古文”のワークが加わった。
ついに古文をするのね!
めくるめく古文の世界、
源氏物語、伊勢物語、宇治拾遺物語、落窪物語、竹取物語にとりかへばや、
でも好きな作品はといわれたら、
和泉式部日記、更級日記、蜻蛉日記にやっぱり源氏物語!!
と花子に熱く語りつつ、まずはこれ!と渡したのは物語が
いろいろと網羅されている一冊。
その本を読み終わった花子、
「読みたい本がある!」と。
はい、きましたよ~!
更級日記?
宇治拾遺物語?
まさか伊勢物語?
やっぱり王道の源氏物語?とわくわくしながら聞くと、
「南総里見八犬伝」と。
「読んだことある?面白かった?」と花子に聞かれた。
読んだことない!
面白そうだと思ったこともない!けれど、
花子のために現代語訳された南総里見八犬伝を購入。
いま、夢中で読んでいる。
南総里見八犬伝を読み終わったら、次はどの本へ触手が伸びるのか
全く読めない。