ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

コンクール?


先週のピアノレッスンのときに、
「来年、次郎君はコンクール受けるから」と先生から宣告された。
受けてみる?とかではないんですね…。
決定事項ですか…。

花子も春にコンクールのお誘いを受けたけれど、
本人に聞いてみたところ、
「ピアノは個人で楽しみたい。人と競いたくない。」
という花子らしい回答があったので
花子はコンクールに出たくないようです、と先生には返事した。

小学生のピアノコンクールには懐疑的な先生で、
生徒さんから「コンクールに出たい」と言われたらするけれど…
というスタンスの先生だったのに、
ほかの生徒さんをコンクールに出し、コンクールを見学して
まさかの趣旨替え?
「次郎君、コンクール出る?」ではなく、
「来年の夏は次郎君、コンクールね!」と決定事項で通知されるとは。
コンクールのときに特別レッスンをお願いされるような先生に
我が家のこどもたちは習っているので、
ついに先生の本領発揮!ともいえるのかも。
先生がコンクールに出したいレベルに次郎が到達したってこと?と
肯定的に受け取っておこう。

どのコンクールでも審査員からのコメントがもらえるようで、
そのコメントを読んで、先生と一緒に娘のダメ出しをしてしまった、
なんていう話をママ友から聞いたこともあり、
コンクールに燃える先生とママでこどものピアノのダメ出し…
なんてことを私も先生としてしまうようになるなら
それはちょっと嫌かも。
先生に「審査員のコメントはどのような気持ちで読むのですか?」と
聞いてみたら、
「全然、わかってない!解釈の違いよ。ピーでピーで、
あんたより私のほうがピアノうまいわよ!と文句言いながら読む」
ということだったので、
それなら、コンクールでてもいいかも。

次郎がコンクール受けするピアノを弾けるかどうかは未知数だけれど、
発表会のときのように3か月ほどかけて同じ2曲を深く深く
しつこく何度も練習をするということでピアノが飛躍的に上達する。
私の精神も疲弊するけれど…。

幸か不幸か次郎は太郎と違って外で遊びたい!!というタイプではなく、
家でAmazonプライムでアニメをひたすら観るタイプなので
それがピアノ練習に代わるのなら、寧ろ、大歓迎!
”コンクールのお礼”だとか”補講代”といった未知数なものはあるけれど
いつものように見切り発車で、「お願いします!」と言おうかと。

「メイさんのご主人はピアノに理解があっていいわね。」と
先日、ママ友に言われた。
「ピアノなんてやっても意味がない。プロにするわけでもなし。」
というパパも多いらしい。
うちの夫に聞いてみたら、
「ピアノは最高!」らしい。
近いし!(ピアノの先生の家は同じ団地内で送迎いらず)
個人プレーで、スポーツ系習いごとのようなお茶当番などもない、
夏も冬も冷暖房の効いた室内での練習で、応援も楽。
まとめとして、「素晴らしい習い事」らしい。
決して、音楽に理解があるわけでも芸術に理解があるわけでもない…。
スポーツ系習い事との類似点は燃えているママさんの怒声がたまに
聞こえることかと。

こんな一家がコンクール…どうなることやら。