ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

とってかわる

I'm hoping you haven't replaced me with a new pen pal yet.
(あなたがまだ私を新しい文通相手にとってかえてないといいけれど)

というメールがアメリカのインディアナ州の仲良しパルからきた。

replace A with B: BがAにとってかわる

インディアナ州のパルは「あなたからの手紙は途絶えているけれど、
私はこれからクルーズ旅行で家族でメキシコ観光だから、
お土産を買って送るわ~。」というメール。

手紙…そういえば、久しく書いてなかった。
ぴーちゃんとかぴーちゃんとかぴーちゃんで忙しくて…。
毎日4回の体重測定に挿し餌に…
中間テスト3日前でも「ピーちゃんのおもちゃを作る!」と
ふと思い立ち、弟を従えて山へ木の枝を取りに行く花子。
桃太郎のおじいさんか!とつっこみそうになった。

テスト前なのに帰宅が遅かったと花子、
部活がない期間なのに、なんで?と聞くと、学校生活アンケートについての
面談があったらしい。
「学校生活は楽しいですか?」という回答を5段階で答えるもので
「5:最高に楽しい 4:まあまあ・・・1:全く」の中で
「4」と答えたところ、
「楽しくない原因は?」と聞かれたらしい。
その後も
「いじめを見たことはありますか?」
「いじめを見たら、誰に相談しますか?」
「頼れる人はいますか?」
「友達の数は?」と質問されたとか。
すっごく楽しいとはいわないけれど、それなりに楽しんでいるのに、
なんて答えればよかったと思う?と花子に聞かれた。

答えに窮したときは、そのまんま質問を返す。
「先生は職員室でいじめを見たことがありますか?」
「相談できる人はいますか?」
「職員室に頼れる人はいますか?」
「相談して改善されそうな職員室の雰囲気ですか?」とか…。
それ、笑えないやつ!と花子に言われた。

大人がいじめをする、いや、実際にはあるけれど…
それが”学校”で”先生”がするとは。
写真まで流出しているのを見ると、
SNSの危険性を身をもって教えたね…としか言えない。
聖人君子たれ!とは言わないけれど…せめて、
児童や生徒のお手本になってほしい。
報道されるのはごくごく一部のレアケースだとは思いつつも
溜息しか出ない。

 

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

 以前、この本を読んだとき、いろんなことが書かれていたけれど
記憶に残っているのは、アメリカで教員免許を持っていない
先生たちが教える学校が教員免許を持っている先生たちが教える学校と
同等または素晴らしい実績を出した、というもの。

大学を卒業して、そのまま教員になる先生たちが多く、
「ん???」と思うことは多々…多々…多々…くらいある。
「それ、学校の中だけで通用するやつね。」と言いたくなるような。
または、「先生、専攻は何だったの?」と聞きたくなるような
不十分な、または偏った知識の披露が児童や生徒の前であったり。

学校での問題の窓口になるカウンセラーも
「言ってみるけれど…」くらいの力しか持っておらず、
教務主任、教頭、校長、教育委員会…といったところで
それほど機能していない、と正直、思う。
いじめられた先生も訴えていく先がなかったのだろう。
学校や教員と関係のない第三者的な組織があれば、
もっと学校は開かれていくだろうなと思う。