ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

平和と危険

イランによる報復攻撃。
ついにやっちゃったか…としか思えない。
トランプもイランの司令官殺人なんて、なんてことをしたんだ!と
毎回ながらその無茶苦茶な外交に絶句というか呆然というか。
アメリカのパルに「なにが起こっているわけ?」と聞いたら、
「私はトランプが馬鹿だっていうことを証明したわとしか思わないけれど、
この件でトランプはやっぱり大統領選にふさわしい候補者だって
思っている人もいるのよ。」と返信が返ってきて、
ますます口あんぐり。

イランのファーちゃんからも「アメリカとイランの関係、
日本でもニュースになってる?日本ではどういう風に
報道されているの?」とメールがきたので、
開戦という最悪のシナリオを考えたり、
石油の値上がりを予測したり、
司令官を殺害されたことにイランはすごく怒っている、
と報道されているよとファーちゃんに話した。
「マスコミは正しいとも限らないわよ。」と。
…司令官殺害にファーちゃんは怒ってないのか…そうなのか・・。

アメリカのパルもファーちゃんも言っていた。
ちょっとヒートアップはこのへんでやめて、冷静に交渉のテーブルに
座ろう、と。
戦争で得るものは何もない、とみんながわかっているし、
一般人でも思っているのに、トランプさんはどうするんだろうか。

そんな話をイランがまだイラクの米軍基地に報復攻撃を
していないときにファーちゃんと話した。
「イランではお正月をなにするの?」と聞くと、
キリスト教のようなお正月を祝わないわよ。」と言われた。
お正月はキリスト教なのか?
日本では神社に初詣でに行くけれど、それはキリスト教ではなく
神道よ、と話をしたら、
「メイ、そんなに敬虔な信者?あんたは行ってないでしょ!」と
言われた。
・・・言ってないけれどさ。
日本の神様は11月ころにふらりと初詣しても目くじらをたてないような
寛容な神様なハズ。

イランのミサイル報復を知り、あの会話がすごく平和だった時代に思えた。
「話せばわかる」と、こういうときに仲裁役を買って出る人はいないのか。
日本政府は11日から予定されていた総理のイラン訪問を取りやめた。
今でしょ!!」と思ったのは私だけなのかしら。
中東情勢が危険だから…らしいけれど、自衛隊の中東派遣はそのまま。
危険の度合いは人で決まるのか?