ショコラ日和

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化学の道のり

中1の花子、化学グランプリを目指して化学を独学中。
化学グランプリ以外にも物理や生物、数学にもグランプリはあるけれど
多分、化学グランプリと同じコースをたどると思う。
参加資格は高校生まで。
夏に1次予選がある。
2次予選に通過するのは80人ほどの狭き門。
近年は”1次予選通過”と大学受験や高校受験のときに内申書に書けば
加点する学校も多いため、参加者が増えているとか…。
化学グランプリの1次予選通過する人はセンター試験満点レベル…という噂も。
センター試験満点レベルでは1次予選通過はむずかしい…とか。

中1の花子、化学基礎を終えた。
スタディサプリの高校化学講座と『とってもやさしい化学基礎』に
とてもお世話になった。

 中学生の理科を履修し終えていない花子もわかりやすかったという一冊。

高校とってもやさしい化学基礎

高校とってもやさしい化学基礎

  • 作者:柿澤 壽
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2012/09/06
  • メディア: 単行本
 

ただし、これだけでセンター試験や化学グランプリは無理の入門レベル。

 化学を履修していなかった私、
「HFって、フッ化水素よね?」と花子に聞かれると、
「NaClは塩化ナトリウム」と答えるレベルなので、
花子が化学の学習が進むにつれて難易度が上がり、
理解しにくい箇所がでてこようとも全くお手上げなので、
ここは奥の手を初めて使うことにした。

「マキさん、夕飯を食べにくる?」と夕飯でマキさんを釣り、
豪勢な夕飯を作り、「体で払って!」と花子の家庭教師を依頼。
元高校の化学教諭に家庭教師3時間!みっちり化学!のハズが、
花子とマキさん、よくも悪くも話が合うので脱線がすごい…。
「花子ちゃん、お母さんの視線が痛い…そろそろ勉強再開しようか。」と
マキさんが何度か言うほど。
前回、二人がやっていたのは”理想気体”。
へぇ…から先が続かない。
「単位は間違えやすいから要チェック。引っかからないで。」
なんてマキさんが言っていた。
単位ねえ…なんのことだかさっぱりわからないけれど、
復習に問題集をしていた花子に「単位に注意!」と一応、声をかける。 

花子の現在使用中の問題集は『化学入門問題精講』。解説が詳しい!

化学(化学基礎・化学)入門問題精講 改訂版

化学(化学基礎・化学)入門問題精講 改訂版

 

 薄いんだか濃いんだかわからない家庭教師をしてもらった数日後、
マキさんと話す機会があった。
正直、化学基礎はすいすい進んできたのに、理論化学に入ってから
進みが遅い。
なんで?と質問すると、
「メイさん、理想気体って、高校2年レベルの化学よ。
それを中1の花子ちゃんが理解しているだけですごいよ。」と。
マキさんが花子の家庭教師をして「なんて理解の早い子!」
と驚いたらしい。
ただ、「ところどころで、抜けている、わかっていないところがあって、
あぁ、そうか、花子ちゃんはまだ中1か。習ってないんだ!」と
そういうときにハッと気づいたりしたとか。
平方根(中3で学習)とか三平方の定理(中3で学習)も
まだ習っていない中1なので。
(化学の計算ではふつうにでてくる…)
でも、その習っていない部分だけ学べば中1でも化学は理解できる!
ということにマキさんは驚いたらしい。
興味があれば、という但し書きがいるけれど。
私は化学への興味がなさすぎて、全く理解できませんけれど。

化学の家庭教師を頼めば、ゲームのダッシュボタンのようにすごい勢いで
勉強が進むかと思ったけれど、甘かった…。
道のりが遠い。化学の道も一歩から…。

 目下、進めている化学のテキストも『とってもやさしい化学』 

高校 とってもやさしい化学

高校 とってもやさしい化学

  • 作者:柿澤 壽
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2018/03/28
  • メディア: 単行本
 

 全284ページに心が折れそう…なのは私だけ。

前回、二人が盛り上がっていた化学ネタは、
水の沸点は100度と習ったけれど、
水の沸点を上げるためには圧力を上げればいいのでは?と
花子が中学校の理科の先生に聞いたら、
「水の沸点は変わらない」と言われたらしく、
マキさんどう思う?と。
「それが圧力鍋。圧力を上げれば沸点も上がる」とマキさんは回答。
高い山では気圧が低いため沸点は下がるらしく…富士山で実験したら楽しそう、と
二人は盛り上がっていた。
うわぁ、おもしろそう…(棒読み)。