ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

13冊を選ぶ

北海道にある書店、いわた書店では1万円選書をしている。
いまは人気がすごすぎて、抽選らしい。
当選したら、読書歴などを書く紙、カルテが送られてくるらしい。
人生で記憶に残っている20冊を書くようで、
20冊…私だったら、なんだろう?と書き出してみたら
意外に難儀した。
最初の7冊くらいまではスラスラ。
10冊超えると苦しくなった。
1週間に文庫だけで4冊、全集2冊…なんて読んでいた時代もあったのに
記憶に残っていた本にちょっと呆然。

興味のある人だけどうぞ~の私の読書歴。
予想外に1番最初に思い浮かべたのは川上和人。
いま、新刊がでれば一番に買う作家?…学者。 

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

  • 作者:川上 和人
  • 発売日: 2017/04/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

鳥に興味津々で日本野鳥の会の会員の花子から鳥に興味のない私まで
面白く読ませるのはすごい!

王妃の離婚 (集英社文庫)

王妃の離婚 (集英社文庫)

  • 作者:佐藤 賢一
  • 発売日: 2002/05/17
  • メディア: 文庫
 

中学だったか高校のときに鳥肌立った一冊!
友達に薦めて回ったのに誰も読んでくれなかった分厚い一冊。
しかし、後に直木賞を受賞し、先見の明!!と驚かれた。
直木賞受賞はどっちでもいい、歴史好きにはたまらない一冊。

 

 国語辞典、大人買いしてしまった。

 

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

 芸人が書いた本かと思ったらこちらも学者さん。ギャップがいい。

 

イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プール (文春文庫)

  • 作者:奥田 英朗
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫
 

 奥田英郎にのめり込んだ。こんな医者、いてもいい。

 

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)

  • 作者:遥 洋子
  • 発売日: 2004/11/11
  • メディア: 文庫
 

文学部に入学して、これを読み、入る学部を間違えたと気づいた。
社会学部がおもしろそうだった~!

 

 伝説の一冊。文学部でよかった…。

 

眠れる美女 (新潮文庫)

眠れる美女 (新潮文庫)

  • 作者:康成, 川端
  • 発売日: 1967/11/28
  • メディア: ペーパーバック
 

川端康成の真骨頂はコレ!という思いは譲れない。

 

白い薔薇の淵まで

白い薔薇の淵まで

  • 作者:中山 可穂
  • 発売日: 2001/02/05
  • メディア: 単行本
 

 「卒論、これで書く!」と指導教官に直訴した一冊。

 

女たちの和平交渉 (VERY BOOKS)

女たちの和平交渉 (VERY BOOKS)

  • 作者:小島 慶子
  • 発売日: 2016/07/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 恋愛小説ではないのに胸が痛む一冊。

 

名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)
 

 久しぶりにちゃんとした時代劇小説!と大好きだったシリーズ。

 

英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

 

 比較文化論。

 

九十歳。何がめでたい

九十歳。何がめでたい

  • 作者:佐藤愛子
  • 発売日: 2016/08/01
  • メディア: 単行本
 

相変わらずの佐藤愛子節が心地よい。
怒ってばっかりの人なのに楽しい。
5歳のチコちゃんに怒られるよりは90歳の作者に怒られたい。

 

13冊が限界。。。