ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

電話ではないcalling

アメリカのサウスカロライナ州のパルから手紙が届いた。
長いタイプレターで、最近はメールが往復していたので
ちょっと不思議な気分で読んだ。
彼女の手紙には彼女の友達の発言があった。

私だったら、そんなことはしないけれど
彼女の考えを尊重したいとは思い、そういうことは言わなかった。
でも、正直…”I can't understand her calling."とあった。

her calling?
えっ?電話での会話だったの?
電話中だったって書かれていたっけ?と何度読んでも
わからない。

ロンドンのパルに
「ちょっと英語で教えてほしいんだけれど…」と話すと、
「英語は結構、得意よ。」と返ってきた。

このcallingって、天職とか神の思し召しっていう意味もあるようで、
宗教的な意味なのかしら?とロンドンのパルに聞くと、
宗教的な意味もあるけれど、文脈から判断するに

"It's just a way of describing a very
strong desire to want to do something,
in this case her friend's calling seems to..."
(それは彼女の友達の場合だと
ただとても強い希望を表現した方法のひとつのようね)と。

callingに”強い希望”という意味があったことを初めて知った。
初めて知ったといえば、コロナウイルスで話題なのは
猫も杓子も私のパルたちもsocial distancing(社会的距離)にうるさい。
「メイ、どのくらい社会的距離とってる?」と。
逆に聞きたい。
推奨されている社会的距離は?
アメリカのパルは「6フィート」(1.8m)
イギリスのパルは「2m」だそうで…
日本でそれを屋内でしようとすると、まず”広い家”が必要で…と
ロンドンのパルに愚痴った。

We have all been cooped up together for 7 days
and currently have no symptoms.
(私たちは7日間閉じ込められていて、現在は症状なしよ。)
と、ロンドンのパルも狭い屋内に夫とルームメイトと3人で
引きこもっていたらしい。
cooped up:(狭い空間に)閉じ込められた

我が家も狭い家でこどもたちと引きこもり。
県内で感染者がどんどん増えていて、大阪ー兵庫間は連休中移動するな、
なんてことまで言われていたのに
小中学校では登校日が今週、設定されている。
目的は…herd immunity(集団免疫)ではない。
健康観察です! 校医が学校にやってくるわけではもちろんなく、
先生たちがするらしい。
へぇ、先生たち、医師免許まで持ってたの?と、
つい毒づくのは私くらい。
休校の意味がなくなる。。。