ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

クリスマスカード

香港からクリスマスカードが届いた。

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ドイツのパルからきた手紙に中国郵政の
シールが貼られていた。
ドイツからの手紙に中国郵政?
これはドイツのパルが貼ったのか?
漢字だから私も読めるだろうと思ったのか?
ところで、なんて書いてあるの?と中国人の友人に聞いてみた。

「コロナでパッケージは消毒処理をしているけれど
中身はしていないので、開封後は消毒処理することを
おすすめします。」と。

ドイツからの手紙なのに?と聞くと、
「中国経由が安いから中国を経由するとか
韓国を経由するのはよくあるよ」と。
知らなかった…。

おみくじ

中3の受験生が一応いる我が家、合格祈願にいった。
安産祈願も七五三も参拝したその神社もほぼ2年ぶり。
まずは手水と思ったら、コロナで柄杓が撤去され、
エタノールが3つ置かれていた。味気ない。

花子の念願の学業成就のお守りを購入。
そして、おみくじを引いた。
ここのおみくじ、当たるというか刺さる。

花子が引いたおみくじは「慢心するな」とか
「気を引き締めて努力を続けろ」「いまは耐えろ」
なんていうようなことが書かれていた。
受験…やばいのか?と心配になった。

そして、私のおみくじはこちら。f:id:bitter-chocolate3:20220105091432j:image
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「他人の援助で好転する暗示があるので、きっかけを待て」
「一つずつ努力を積み重ねてきた成果が今やっと
陽の目を見る。難関突破。心配は全くない。」
ありがたすぎて、涙がでそうになる。
信じるから!!

お賽銭も奮発し、おみくじを引き、学業成就のお守りも買った!
いや~、満足だった!と帰路について気づいた。
本堂へ参拝していないことを。。。
石清水八幡宮に来た法師と同じだった。(徒然草52段)

”Finlay Donovan Is Killing It"

やっと読み終わった!
「そのピンクの本、コスパいいね」と家族に
からかわれながら、年末年始も読んでいた一冊。
”Finlay Donovan Is Killing It"

ジャンルは…ドタバタサスペンス…
いや、そんなジャンルあったかな?
"A Woman Is No Man"は女性の三代記なのに

背筋が凍るシーンが何度もあったけれど、
”Finlay Donovan Is Killing It"は殺人事件も
ポンポン起きるわ、マフィアに狙われて傷つけられるわ、
死体はあちこちで出てくるわ…なのにこのあふれるドタバタ感。
完全犯罪を作り出す気はあるのか?!
大丈夫か?とこちらが心配になる。
怖い殺人事件が苦手な人、2時間サスペンスとか
家政婦は見た!が好きな人におすすめの一冊。

不倫した夫と離婚し、親権争いをしている女性作家の元に
殺害依頼がくることから始まる。
妻に殺害依頼をされる夫はどんな奴かと偵察すると、
これがまた悪い奴だった…胸糞悪いタイプの。
殺すつもりはなかったのに(犯人はみんな言うけれど)
気づけば死んでいて、気づけば死体を埋めることになって…
しかも気づけばちゃっかり報酬までもらってほっとしていたら
次の依頼まで来て…からドツボにはまる。

10日以上かけて読んだ…。
内容は面白い!けれど、いままで読んだことのない
殺人事件ものだったので
でてくる単語がわからなかった。
culprit:犯人、
accomplice;共犯者
tip line:ホットライン
search warrant:捜索令状
plea bargains:司法取引
主人公の女性とベビーシッターの女性共犯者の会話が
とても面白かった。
主人公の女性が「私はまだ棺桶に片足突っ込むほど年老いてないのよ」
と話すと、「あら、あなたが棺桶に両足突っ込んでいるのを
こないだ見たわよ。」(死体を穴に埋めた時)といった具合。

これ、どうやってハッピーエンドに持ち込む気だろう?と
ひやひやしながらドタバタコメディのような殺人事件を
読んだけれど、結末もなかなか面白かった!

2022年最初の1冊!

三者面談ショック

中学校の三者面談からの復活に数日を要した。
保護者を交えての三者面談の前に生徒と担任による
二者面談が行われたらしい。
そのときに”仮内申”なるものがでた、という。
兵庫県内申点は通知表の評定、5段階です)
それによると5教科が1つを除き5になった、と。
実技教科は微動だにせず。忖度なしか…。

そして三者面談では「2つあがっただけ」と。
はい?話が違うじゃん!と花子と視線で交戦。
花子が喉から手が出るほど欲しがっていた推薦は
内申点の関係で厳しいかもしれない、と。
それはそうだろうね、この内申点では…と思う。
花子より実力テストなどで30点低かった人は2科目以外は
5だとか、花子より2ランク下の高校を志願する学力レベルの
生徒がなぜか内申点が花子より高かったり…
テストでも提出物でもない、この通知表の評定、
どこからどう出したか保護者にきちんと説明できるのか?
正しいんですか?!と詰め寄りたいのを我慢する…。
(まだ校内推薦委員会が残っているので)

気落ちしすぎた花子、寝込んだ。
「塾にも行かない、しんどい。」と花子が言うので
塾の担任に三者面談のことも含めて事情を説明すると
電話を代われますか?というので、花子に電話を代わった。

塾の先生は花子に今月受けたトップA高志願者限定模試の
結果を教えてくれたらしい。
偏差値73という某トップA高難関コース志願者限定の模試で、
花子の志望校ではないのだけれど、
同じようなコースのある高校(偏差値は1ランク下)を
希望しているため「受けてみたら?タダだし」と軽く誘われ受験し、
数学のテストが激むずだったと真っ青になって帰ってきた。

トップA高の難関コースの入試には難問奇問数学がでるため、
塾でも特別なクラスがあり、志望校は違うものの
同じような試験問題だろう花子も
そこに参加している。
最初は40人以上いるかな?と言っていた生徒数、
3か月でどんどん減っていったらしい。
「また減ってた!」
「現場を見た!」と報告がある。
担当の先生が
「きみにここのクラスはむずかしいんじゃないかな?」と
肩を叩いていくらしい。
なんていうことを…いまそんなことされたら凹む!!と
私は思うけれど、「実力不相応はしんどいから」と
花子は冷静だったけれど、さすがに現場を目撃した時は
「次は私か!?」と震えたらしい。

塾の担任も花子がついていけているのか心配になり、
難関コース担当の先生に
「(肩たたき)電話がある前に電話をしておこう」と
先手を打ったらしい。
先生、本音でてますよ、保護者に! 
「ガッツがある!余裕があるとは言えないけれど
意欲的に取り組んでいる。」と担当の先生が花子を
高く評価していた、と話してくれた。
「女子なのに、男子みたいな子だね。」とも…。
なんでだろう、塾の先生たちが花子をみんなそう評する。
そして、そういうところに「先生、よく見ているなぁ…」と思う。

ということで、どんどん生徒数が絞られていく、
ほぼあのクラスの人たちしか受けていない模試の結果…
三者面談ショックのいま、それ聞かないとダメですか?と
花子も私もどんより。
結果は…国語でまさかの3位!
あのクラスで?あの中で?狂喜乱舞できるじゃない?!
英語は真ん中。数学はヤバい…けれど、結果としては
国語と英語のおかげで真ん中!
「花子さん、理系ですよね?」とつい聞きたくなる
数学の点数だったけれど。
先生から今後の反省として、
「その応用力を基本問題に生かそう!」と言われたらしい。
先生、意味不明!と花子は言っていたけれど、わかる!
先生の言いたいことはわかる!
なんでこの応用問題が解けるのに、計算をここで間違えるんだ?!
ということです…。

トップA高難関コース模試でこれなら、
花子さんが希望している高校のコースには上位で入学できる!
と太鼓判を押されたけれど…
内申点がね…。
A高校難関コース、A高普通科、B高校難関、B高普通科
C高校、D、E…
とある中で、模試ではA高校難関いけるかも?レベルの
学力があって、(もしくは、灘高校C判定)
B高校すら怪しいレベルの内申点(通知表の評定)。
兵庫県の高校入試は内申点が半分、当日の試験点が半分と
内申点の比率が高い。しかも実技教科の!)

花子はいま、C高校に超惹かれる~!とうそぶいている。
どうにもならない内申点にどれだけランクを
下げないといけないのか。
学力だけなら…
当日の点数だけなら…。

出てしまった内申点はもう仕方がない。
あとは人事を尽くして天命を待つ気持ちでいくしかない、
と私は思っているけれど、
花子にいまの気持ちは?と聞くと、
「七転び八起き」だった。
まだ起き上がる気満々でなにより。

 

年賀状の購入先

年賀状の季節、郵便局員の友人から年賀状を毎年買う。
お中元とお歳暮も彼女のノルマに貢献。
時期になると「お手紙を送りました」というラインがきて
すごく分厚いお手紙…
いや、これは”お中元のカタログ”って書いてますよ!
手紙はどこにもないし!と思うと、
一筆箋に一言、「今年もよろしく」と書かれている。

以前、そのカタログで選び、申込書を記入し、
最寄りの郵便局で注文したら、「違うー!」と怒られた。
彼女を経由しないとノルマに加算されないとは…。
その後、注文書をミスして間違いだらけにしたら
すごく読みにくい!とまた怒られ…
いまは「ピアノの先生にはこのハムで!」とカタログの
写真を彼女に送って注文をお願いする方式になっている。
もちろんお歳暮も年賀状も…。

ここ数年、配達員のおじさんにも頼まれる。
「ちょっとでいいので、年賀状お願いできませんか?」と。
引越しをして、そのおじさんの管轄ではなくなったらしいけれど
違うお兄さんに「ここでお願いできると聞いたんです!」と
しっかり情報共有されていた。

数十枚の注文しか毎年していないんですけれど…
(大口は郵便局員の友人に頼むので)
と断って、「それでもいいんです」という若いお兄さんの
ノルマに多少貢献することにした。
注文枚数を記入した注文書を郵便配達員さんに渡した…
雨の日で、カッパを着ていて、気づかなかった。
いつもとは違うお兄さん、ではなくおじさんだった!!
「いいんですか?!」とすごく喜ばれ、
いや、それは若いお兄ちゃんのノルマ貢献用で…とも言えず。
結局、その後、ほんの気持ち程度に若いお兄さん配達員からも
年賀状を購入した。
「今年の年賀状注文は?」と友人からの催促メールに
いまは怯える…。

年賀状をだす人も枚数も減り、そもそものパイが減る中で
ノルマがあるって、大変だなぁと毎年思う師走。

英語の間違い

小5の次郎の英語はいつも聞いていて面白い。
すごい文章をきちんとした文法で話す!と思ったら、
学校で覚えてきた例文だったりする一方で、
そんな間違いある?というようなことがあったりする。

例えば、先日はたまに来校する外国人の先生に
自己紹介をしよう!と言われたらしい。
外国人の先生が「ナマエを ハンタイカラ イッテ」と
言ったらしい。
つまり、Hanako Satouのように名前を先で名字を後に、
ということが先生の伝えたかったことだろう。
(最近は名字を先に言う言い方が主流になっているのかと
思っていたけれど…。)

そして、外国人の先生が"What is your name?"と
児童たちに聞いて回ったらしい。
次郎も元気よく答えた!と。
”I'm Uroji."
…ウロジ?なにそれ?と聞くと、
「次郎を逆に言った。先生が反対から言えと言うから。」
ということだった。
じわじわとくる笑いで、数秒後、我が家では爆笑になった。
外国人の先生は、
"Oh, sorry?"と名前が聞き取れなかったようだけれど、
日本人の担任の先生が「次郎君、違うでしょ!」と
焦って会話に介入してきたらしい。

ロンドンのパルに面白い話として紹介すると、
"That is very clever thinking by Jirou.
I like Jirou's response."
(次郎、賢い考え方ね!
その次郎の返し、好きだわ~)

次郎の英語の間違いは毎回、面白い。
この前のリスニングテストでも間違えていたけれど
次郎の書いた回答を読んで爆笑した。

多分、読まれた問題文は
「机の上には何がありますか?」

次郎の回答、「頭」
…机の上に頭?それ、ホラーじゃない?
そんなリスニング問題ある?
寧ろ、正解はなんだったのか気になる!と
次郎になんて言っていたのかを聞くと
「ヘッドって聞こえたんだけれど…」と。
ヘッド…ベッド?と考えていると、
「正解は帽子だったらしい」と言う。
「hat」って言ったのね!!とわかった。
机の上に帽子…あるあるな問題文。ホラーじゃなかった。

英語のリスニングテスト、いろいろと試されるテストで
"He is eating spaghetti."
(彼はスパゲッティを食べています)
という例文が読まれ、彼は何を食べているか?
という設問があったらしい。
次郎は「スパゲッティ」と回答し、正解。
次郎の隣の子は「パスタ」と書いて不正解。
スパゲッティはパスタじゃないの?!
パスタの中にスパゲッティがあるんじゃないの?
”麺類”っていう回答も不正解?と
先生の判定基準に首をひねったり…。
私ならパスタも麺類もヌードルもスパゲッティも
小学生の英語なのでオッケーにするけれど…もしくは△。
面白いこどもたちの英語に笑った後に
ちょっと考えさせられた。
パスタは正解だろうと私は思うけれど。

言い方

多読まではいかないけれど、80万語読んだ。
洋書9冊。(2冊の児童書を含む)
その結果、どうなったか。
日本語の本を読むように英語の本が…の境地にはまだ遠い。
けれど、5日で1冊のペースで読めるようになってきて
洋書ばかり読んできた弊害もでてきた。
中学生のこどもたちの漢字は余裕!だけれど、
日本語の適切な言葉がでなくなってきて、ルー化。
話している内容がもうルー!
「もっとsupportiveであってほしいのに、
あの先生の発言は全くencourageじゃないのよ!」

supportiveやencourageの適切な日本語がでてこない。
言いたいことは、生徒のやる気を出させてほしいのに
そういうことを全くしない先生だ!と言いたいのです。
日本語がおかしい…英語もおかしいのに…という状況が
80万語の世界!…なのは私だけか?

久しぶりにイランのファーちゃんからwhatsappでメッセージがきた。
近況報告の中で、高校受験の話をすると、
「花子を信じて、花子が疲れた時はハグするのよ!」と
アドバイスをもらう。
えーっと、いまアドバイスは受け付けていなくてね…
それなのにみんながアドバイスをしてくるんだけれど、と
カナダのパルに話すと、
「問題は花子ではないわ!あなたよ!
悩みを書き出して、すっきりさせて!」とアドバイスをもらう。

いや、だから、もうアドバイスはいいんだって!!と
何度も言っているのに、アドバイスをする人たちに
私はこれ以上、どう言えばいいと思う?とオランダのパルに
話すと、
"I will give you one advice."
(アドバイスをあげるわ)
・・・話、聞いてたか?

アドバイスはいらん!!とこれだけ言っているのに
アドバイスをしてくる海外のパルたちのこのメンタル。
人の話、全く聞いてないだろ!と突っ込みいれても
どこ吹く風で気にしてない。
こういうパルたちと会話していると、意見をしっかりと
はっきりと言うことにも慣れる。
「アドバイスはいらない!」以上にはっきり言う言い方が
ほかにある?これで通じない人たちにどう言えばいいわけ?
というやりとりを日常でしている私は
海外のパルたちにはっきりとした物言いでどんどん言うようになり
日本では意見を言いすぎる人になるのよね…と思ったり。

「アドバイスはいらない!」といっても効果はあまりなかったので、
言い方を変えた。
「私の話を黙って聞いて!」
これはみなさんとても上手にしてくれた。
「~しないで!」より、「~して!」と肯定的に言うほうが
聞いた相手も心地いいなんていう心理もあったような。
こういうことか…。