ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ジョーンズ教授

久しぶりに懐かしい名前を見かけた。
”ジョーンズ教授”、あぁ、有機化学の!と私でもわかる。
門前の小僧レベルの私でも名前を見知っているくらいなのだから。

有機化学では超有名な教授。

あのジョーンズ教授?!と一瞬、驚いたニュースが
目に飛び込んできた。

www.msn.com

長年、プリンストン大学有機化学を教え、
その後、ニューヨーク大学有機化学を教えていたジョーンズ教授、
授業がきびしすぎると350人中82人が嘆願書を大学に提出。
2022年秋学期になる前にジョーンズ教授との契約を終了。

・・・すごいな、アメリカ。
びっくりで、口開いちゃった…。
ほかの教授たちと自腹を切って有機化学のオンライン講義を
公開したりと、サポートもしていたらしいけれど、
嘆願書を提出した学生の多くはそういう講義を見ていない、と。
そんなものですよね。。。

うちの花子にこの話をすると、
「次はどこの大学に行くと思う?
日本にも来ちゃったりするかも?!」と喜んでいた。
アイドルですよ!
ジョーンズ教授なんて、有機化学の人には…多分。

陽性に

花子と夫が発熱した翌日、病院で抗原検査をしたところ
夫は陽性、花子は陰性。
しかも夫は酸素飽和濃度が95で保健所から連絡がくる、
という処理をされた。
22時になっても23時になっても連絡は来ず(想定内)
家で買って用意していたパルスオキシメーターで測定する
ようにと陽性になっているこどもたちに依頼した。
(まだ感染していない私は接触を避けるため)
すると花子がお父さんが93だという。
93って、ちょっと!!
ビデオ通話にしても苦しそう…なので、
かからない、全然つながらない、まずかからない、
という保健所に電話すると、すぐに出た。(想定外)
その後、また変化があったら電話して、ということになったのだけれど
変化って…陽性のこどもが陽性の夫を看ている状況なのに。
(感染者は2階、感染者は1階に分けたため)

翌日には顔色もよくなっていた夫、
そして37.4とはいえ発熱した私。
明日も発熱していたら再検査をしようといわれていた花子、
変わらず38度後半だったので一緒に検査。
私は抗原検査、花子はPCR検査。
そして、すごく早かった!「はい、お母さん陽性!」
37.4で?喉の違和感あるかも?レベルで…。
夕方、花子のPCR検査結果が出て陰性だったけれど、
家族3人陽性なので、陽性だろう、と言われた。

ということで、感染者は4人、2階の住人となり、
1階には小6の次郎だけ。体温35.7℃!(10月6日現在)
私が感染した場合の次郎のご飯が心配だったけれど、
私も陽性ゲットしたことを友人たちに伝えると、
ドアを「コンコン」と。
「かあさーん!!」と最初に次郎の恐怖の声が聞こえたので
ドア開けてみて~とビデオ通話で伝えた。
ドアの前には菓子パン、おにぎり、コーンフレーク、葡萄に
カップ麺…。
「買い物行くよ!」とは言われても、限界までは頑張ろうと
思っていたのだけれど、友人たちが買ってきて
「置いといたから!」とメッセージをくれた。
野菜をいろいろもらったり、手作り焼き菓子をあげたりと
物々交換の世界に生きてますの、私…とよく思っていたけれど、
ごんぎつねの世界だったかも…。

高校生の花子、濃厚接触者の5日の出席停止から
みなし陽性に伴い7日間の出席停止に変更をお願いします、
と高校に伝えた。
数日前に欠席連絡を伝えた同じ先生だった。
「お母さんも、もらったんですね。声が全然違いますよ。」と
驚かれてしまった。
よそ行きの声を出したところで酒焼けした声になってます。

それでも熱は最高37.4℃で眠れないほどの関節痛もなく、
解熱剤は必要ないほどで、
ゼリーしか食べられないような喉の痛みもなく、
ふつうの風邪を引いた後に陽性判定翌日にはなっている。
これなら3回のワクチンの副反応のほうがしんどかったわ!と
思うほど。
同じくワクチン3回接種してもまだ38度前後をうろうろしている
高校生の花子、よくなりつつあるけれど37度後半の夫。
人により本当にそれぞれ、

現在、5人家族の我が家では感染者が8割を占め、
感染者は汚染区域の2階に住み、
1階に小6次郎ひとり。
花子が言い出した、「次郎ひとりを一室から出さない方が
簡単じゃない?」と。
ちょっと多数派の怖さを感じてしまった。

続々、

発熱しました…
使い捨てゴム手袋して、マスクして、除菌シートで拭いて
そのたびに蓋つきごみ箱に捨てて、
ビデオ通話で接触回数を減らして、頑張った私…
ではなく、陽性になった太郎と接触ほぼナシの高校生の花子と
夫が昼から倦怠感を訴え
喉がおかしいと言い出し、気づいたら38度超え。

一番、最初に言うのは「大丈夫?」なのはわかってるけれど
つい口から出た、
「なんでやねん!!」
陽性判定の太郎の部屋を出入りして世話していた私ではなく
接触していない人たちが発熱って、理不尽だわ。
夫と花子は2階のトイレ使用許可にし、
我が家の2階は汚染区域となった。

残る体温36度台、たまに35度台の私と次郎は一階の住人に。
正直、喉に違和感が全くないか?と聞かれると、
若干おかしい…をキープしている。
風邪の引き始めかも?みたいな違和感。
でも、まだ明日には発熱しそう、まではいかないかすかな感じ。
ここで倒れるわけにはいかない~!と精神論と葛根湯。
今日も35.5度。セーフ!と綱渡り中。

コロナに感染したママ友が教えてくれた。
「アイスノン、準備していた方がいいですよ」と。
我が家、アイスノン5つある。2つずつ使えるように。
現在、一人1つにしてもらって、アイスノンも綱渡り中。
3人同時に高熱になるっていう想定はなかった…。

次郎の担任から「次郎君はまだ無事ですか?」と電話連絡があった。
次郎は大丈夫です…と話しつつ、ちょっと不安なので
聞いたことがある。
もし、ですよ、もし。
日曜に太郎が陽性。
火曜に夫と花子が陽性、ときて、その2,3日後
金曜日に私がコロナ陽性をもらった場合の出席停止期間は
どこから数えますか?と聞いてみた。
濃厚接触者の外出自粛期間も。
「最後の感染者から、数えてください」と言われたんですが…
そうなの?
もしかしたら、と思ったけれど、そうなの?
すでに感染した人たちも濃厚接触者で自粛いるの?
何日引きこもるんだ…?と、ちょっと眩暈がしてきた。
もし、そうなったら、さすがに保健所に確認しようと思う。

コロナ感染を伝えたママ友や友人たちが「いつでも買い物するよ」と
ラインやメッセージをくれた。
何かあったら頼る気満々です!と言いながら、
Amazonでいろいろと買い物をしている。
やっぱり頼みにくいのよね…と。
そんな中、昨日、友人が「いまスーパー!いるもの言って!」と
ラインをくれた。
「ゼリーと菓子パン!」とものすごく頼みやすかった。
食欲もなく、喉が痛い感染中の家族はゼリーばかり食べているし
菓子パンはベッド横に置いておけるし、
私が倒れた時には末っ子の命綱に…。
友人は箱いっぱいのゼリーと菓子パンを玄関横に置いて行ってくれた。
「お見舞い!」と。
こんなうれしい、役立つお見舞い、いままでもらってなかったかも…。

今回、感染対策で接触回数を減らすために
ビデオ通話で様子を見ることが多い。
そのとき、毎回聞いているのは10スケール。
確か、痛みの程度を示すものだったとは思うけれど、
「最大が10でいまどのくらい?」と。
40度出ていた日曜日「10」と答えていた太郎、今日は「4」と。
かなり楽になってきた様子。
38.6℃の夫も何気に「4」とまだまだ余裕らしい。
38℃の花子はすでに「8」だそうで…おぉ…。
ビデオ通話後、チャットボックスに体温と10スケールをメモしておけば
後から見返してもとても便利。
末っ子のタブレットにもskypeを入れて、隔離準備も万端。
できれば乗り切りたい!

学校対応それぞれ

月曜日は朝から大忙し。
3つの学校、小学校、中学校、高校への欠席連絡。
小学校はweb上での欠席連絡ができるようになっているけれど
出席停止期間の確認をしたかったので電話をした。
それというのも政府の自粛日数短縮の影響で、
教育委員会の出席停止日数もコロコロと変更されていて
もはや、ネットを見てもどれが最新かわからない。
結局、何日間の出席停止?!となっているので
学校に確認をとることにした。

3つの学校に連絡し、感心した!
同じ兵庫県で同じ教育機関で、こうも違うのか!!と。
順位を発表してもベスト3になってしまうというのも恐ろしい。

ということでかけた順番に。
まずは中学校。
担任の先生に「日曜日に陽性判定がでました。」と話し、
出席停止は今週いっぱいですよね?と確認をすると、
「保健所の指示に従ってください」と担任に言われる。
先生、ニュース見てない?
全数届出やめてますけど。
我が家の太郎は、基礎疾患なく、高齢者でもなく、酸素濃度も
問題なく、入院も要しないので”軽症”くくりで、
登録もなければ証明書もない。
兵庫県から、という陽性判定のチラシもらった。
「フォローアップほしかったら自分で登録して」と。
チラシに太線で書いてある。
「保健所からの連絡はありません」とも。

そのことを担任に話すと、「それでは、出席停止期間は?」
と聞かれた。
「発症日翌日から7日間かつ、症状が軽快した後24時間経過」
ですよね?と説明。
「日曜日が1日目で…」と担任が言うので、
「いえ、日曜日は0日で、月曜日を1日目とカウントします」と説明。
…大丈夫か?

気を取り直して、小学校に電話。
「同居の家族に陽性判定が出たので濃厚接触者になり、
5日間の外出自粛なのですが、出席停止日数は5日間ですか?」
と確認してみた。
「しばらくお待ちください」と保留音の後、
「こちらでは判断できません」と言われた…。
それ、新しいな!とちょっと眩暈がした。
えーっと、それでは誰が判断するんでしょうか?
保健所から陽性者でも療養終了確認を行ってない中、
濃厚接触者の出席停止日数を病院に聞けと???
「ご家族の陽性者がいつまで療養するかもわからないので…」
ということで、「こちらでは決めれません」と小学校は言う。
わかるような、わからないような…。
出席日数の明確な基準がないことはわかった。
もしくは、小学校がよくわかっていないということが。
「陽性になった中学生の太郎は7日間の出席停止で、かつ
症状が軽快してから24時間経過後に登校予定なので、
同じ日に次郎も小学校に登校させます。」と話した。
「それはいいですね!」と同意を得れた。

そして高校。
「濃厚接触者の出席停止は5日間。
3日目で検査をして陰性が証明されれば
それ以降の登校は可能。」とあっさり。
すごい、よくご存知で!
さすが!と私が感心していると、横で
「さすが、ずーっと感染者が出ているだけある」と花子が言う。
…何も言えない。

ついにきた

とてもハードな日曜日を過ごし、そのまま。
日曜日の朝、ぼーっと中学生の太郎が私のベッドの脇に
突っ立っていた。
「なに?!」と気配を察知して起きると太郎が
「朝4時から熱くて、体温が40度」と。

体温が40度…それ、アレじゃん!!と、とりあえず自室に入って
ドアを閉めておくように伝えて、夫と作戦会議。
月曜日に近くの病院でPCR検査の予定にしていたけれど、
日曜日も検査できるところは…と探し、
一度も行ったことのない病院に電話をして検査できることに。

発熱外来、PCR検査をする病院ということで、
駐車場にはひっきりなしに車がきて、医師と看護師が走り回っていた。
我が家も1時間車で待機し、検査。
30分後に陽性判定。コロナウイルス…。
一週間中学校しか行ってませんけれど。
土曜日はテスト勉強をしていて家から一歩もでていない。
判定後も薬が出るから車で待つように言われ、1時間後に出てきた薬は
うがい薬とカロナール…これ、家にあったけど。。。

いかに感染拡大を防ぐか!に重点を置き、
陽性判定がでた太郎のトイレとそれ以外はトイレをまず分け、
太郎の部屋には私だけ出入りし、使い捨てゴム手袋、マスクで、
使った後のトイレは除菌シートで拭いている。
解熱剤は飲んでも39度から下がらない。
接触はできる限り避けたいけれど、心配なので、
ほぼ30分おきにビデオ通話。
39度後半でしんどそうな息子の生存を確認し、
「水分を取って!いま!」と水分摂取も目視確認。
トイレの回数も時間とメモ。
ビデオ通話、接触も減らせて、いろいろと見れて便利。
それでも、しんどい息子はいろいろと呼ぶ。
アイスノンを変えてほしい、枕カバーが濡れた、体温計が行方不明…と。
ビデオ通話で接触回数は減らせていると思いたい。

潜伏期間は1,2日ということなので、明日は家族全員感染かも…。
とりあえず、明日の朝は部屋から出るときはマスク着用!と指示。
私たちにできることは自己免疫を高めることだ!と
早めの就寝。

朝、家族は無事に平常体温。とりあえず、1日は乗り切った!
これをあと7日…。

 

イランのデモ

www.bbc.comイランの首都、テヘランで、
ヒジャブで頭髪を適切に覆っていなかったということで
道徳警察に逮捕され、数日後に死亡した女性、
マシャ・アミニさん(22)のニュースから目が離せない。

テヘランにはイラン人のパルがいる。
ファーちゃん、と私が読んでいる彼女は、私と同じ年で
以前までは英語の先生をしていて、既婚で、
かなり強気で、口調はきつめ。
話すとアナウンサーみたいな美声。
イランの文化なども丁寧に教えてくれる反面、
イスラム教でもコーラ飲める?」といったことを聞くと、
「それくらいは調べれるでしょ?!」とすぐに怒られたりする。
イランのイスラム教は独特だとほかのイスラム圏の国々から
言われてますけど…と言うと、
「それは合ってる」と率直に認める、そういう人。

そんなファーちゃんに「デモについて日本でも報道されているよ」と
whatsappでメッセージを送ると、
「主に私たちより若い世代がデモには参加しているよ。」とのこと。
BBCのニュースでも、デモ参加者は10代後半から20代と
レポートがあった。

www.youtube.com「男性も一緒に参加している人が多い」とファーちゃん。

「ファーちゃん自身はデモについてどう考えているの?」と聞くと、
「あなたには正直に言いたい、けれど、
あなたも知っているように、私たちの言動はかなり制限されていて
身の安全を考えたら、言えない。」と返信があった。

「それよりあなたの最近のニュースを教えて」ということで、
私はこどもたちの学校の運動会について話した。
去年、中学生の太郎はダンスが一人、昔の衛星放送みたいで、
「あれ…なんでだろう…太郎だけ…一人時間差がある…」
という感じだったけれど、
今年はぴったり揃っていて発見しにくかった、というような
政治とは無関係のとりとめのない、
当たり障りのないことを話した。

あの、いつも強気なはっきり言うファーちゃんが語らないデモ、
それがすべてを物語っている気がした。
発言の自由が保障されることが当然ではない国がある、
そのことに改めて気づいた。

ピノキオ

英語圏のパルたちに、どう英語を評されることが多いか。
good,(よい)
better,(良くなった)
not bad,(悪くない)
私もいろいろと言われてきた気がするけれど…
評価基準はそれぞれなので、あまり気にしない。

失礼な英語になっていたら、教えてほしいし、
ちょっと言い方がきつすぎたかもしれないときは、
"No offense but"
(悪気はないんだけれど)という表現に最近、かなり頼っている。

本から学んだ表現が使いたくて仕方がない!と
ロンドンのパルやアメリカのパルたちに話していて、
「今日の面白かった表現は…」とよく紹介する。

"On one condition" (1つだけ条件がある)
なんて表現とか、いつでも使えそう!
本の中では、"Name it!"(言って!)、と続いていた。
インディアナ州のパルが旅行に行く前に、何かリクエストは?
"Name it!"(お土産に何がいるか、言って!)とよく言うので
知っている表現だった。

夫に最近よく言う英語、”agree to disagree"
意見の一致を認める、見解の相違を認める、という意味。
価値観は似ている、近いとは思うけれど、
やはりいろいろと違うところもあるわけで、
話の最後は"Let's agree to diasgree."
(意見の違いってことで。)
だとロンドンのパルに話すと爆笑していた…いや、真面目な話。

イギリス人作家の本を読んでいるときに、
"Don't look a gift horse in the mouth."
(贈り物の馬の口の中を見るな)
という文章がでてきて、どういう意味???と思ったら、
「プレゼントにケチつけるな」という意味だった。面白い表現!

アメリカのパルからの手紙に書かれていた。
"Your English is very clear."と…。
英語がクリアー…発音がclear(聞き取りやすい)とかならわかるけれど、
文章がclearって、どういうこと?とロンドンのパルに聞いた。
"I think that she means it is much more grammatically fluid."
(文法的にはるかにfluidだと彼女は思っているってことね。)
fluid、液体とか流動的という意味でしか私は知らないけれど、
文法的に流動的?変わりやすい?
それって結局、どういう意味?と重ねて聞くと、
"In this instance it means smoothly."
(この場合は、なめらかってことよ。)と。
「英語を第二言語とする人がよくするような、
あなたも前にしていた間違いをしなくなったし、
すごく自然な英語よ。」とロンドンのパルに言われた。
・・・褒められてる?!
"Keep going!"(続けたまえ!)とお世辞を続けるようにお願いした。
「英語で読書するって、効果がすごいのね!」と
アメリカのパルにも先日、前より自然な英語だと
言われたんですが(プチ自慢)、
ロンドンのパルにも「英語での読書の効果を感じる」と言われて、
天高く馬肥ゆる秋に天高く鼻ぐんぐん伸びてます。
大事にしとこう。