ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

万国共通、出産の恐怖。

ファーストレターが続々と届いています。
その中に来月、初出産を迎えるパルがいる。
「ものすごく楽しみな反面、怖くて仕方がないの!
経験者として教えて!」と書いてあった。

3回出産をした私ではありますが、もう「恐怖!!」ですよ。
最初の出産のときは12時間も陣痛に苦しみ、
ペース配分がわからなかったため(なんせ初心者ですから)
いざいきむとなったときには、体力切れ。
いまなら麻酔なしで開腹してもいいわ~くらいでした。
あまりの痛さに、「ニ度と出産はしない!あの痛みはもう嫌だ!」と
夫に出産直後に言い渡したくらいです。

月日の経過とともに、痛みの記憶は忘れ…
歩きだす子どもを見て「また赤ちゃんが欲しい~」と、
2年後、また出産。今度は4時間と安産でした。
陣痛が来たとき「あぁ!!思い出した!!この激痛!
これを忘れるなんて私は馬鹿か?」と陣痛に耐えながら
自分を呪いましたよ。
でも、「この痛みはまだ本番じゃない」とかわかるので、
意外に楽。

そして、子どもが歩きだすと「また赤ちゃん抱っこしたい」病が発症。
友人に「妊娠中毒症?」(妊娠が中毒、という意味で)と言われ、
「エンドレス?」と周囲の心配をよそに、出産。
病院に着いて1時間切ってました。(56分だったかな?)
赤ちゃんの顔を見た瞬間、「欠けていたパズルが揃った!」という
感覚に襲われました。家族写真が私の頭の中にずっとあって、
何か足りないと思っていたのが、見つかった!という感じで
ものすごく不思議な感覚でした。

「出産はジェットコースター(英語ではローラーコースター)よ!」と
パルには伝えた。乗ったとき(妊娠したとき)はわくわくするけれども、
頂上(陣痛)がきたら、”やめる~”(←最初の出産のときに言ったわ~)と
いう気分になって、それでも勝手に進むジェットコースター。
(赤ちゃんも同じで確固とした意思を持って生まれてくる)
リタイアはできないまま、ゴール(出産)を迎えるしかない。
ジェットコースターを降りてからふらふらになるように、
出産後はふらふらですから。

でも、どんなに大変なお産でも、10ヶ月も楽しみにしていた
赤ちゃんにやっと会える!と思うと、頑張れたりするのです。
赤ちゃんに会うのが楽しみね~と手紙に書いた。
久しぶりに赤ちゃんの写真が見れるかな?と私も楽しみ。


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