ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

意外なアメリカ人

しつこいようですが、私の中でのアメリカ人観としては、
「自信満々、フレンドリー」に尽きる。

先月、アメリカ人の女性からもらったメールはちょっと違った。
私の文通募集を読んでメールしてきてくれた私より4つ上の女性。
「昨日、あなたの文章を読んで、とても心惹かれたのだけれど
行動には移さなかったの。あなたの友達はママさんが多そうだから、
子どものいない私は相手にしてもらえないかと思って。」
と、ものすご~く消極的に始まる。

「でも、そんな理由で行動すらしないのはおかしいと
友人や家族に言われたので、すぐにこうしてメールしているわ。」
と続くわけです。

へぇ~~~~~と久しぶりに驚きました。
こんなアメリカ人いたの?(←失礼!)と。
いや、アメリカ人がそんなことを考えるなんて、思いもしなかった。
『アメリカンアイドル』(素人の歌のオーディション番組)の
予選を一度でも見たことのある人ならわかるだろうけれども、
ものすっごい音痴の人たちが、歌う前のインタビューで
「審査員を驚かせてやるぜ!」みたいなことを自信満々に言う。
っが、そういう人々は「やらせか!?」と思うほどの音痴ぶりを
披露し、「向いてないよ」と審査員に言われると、
「みんなに評価されてきた私の歌唱力を評価しないなんて、
あなたのほうが審査員に向いてないわよ!」くらいのことを
半狂乱で泣きながら言い、放送禁止用語を連発し、
ガードマンに抱えられて出て行く、というのが常。
予選を見るたびに、私と夫は「その自信はどこから。。。」と
呆れるよりも感心してしまうのだ。

そのアメリカから、なんとも消極的な日本人のように礼儀正しい
メールがきたので、びっくりしたわけです。
私のパルの中にはいないタイプのアメリカ人?と。
既婚、子持ちがパルの条件、というわけでもなく、
「来るもの拒まず」なので、「文通しましょ~」と返信したら
ファーストメールと思えないほどの長文メールで
彼女の自己紹介やらいろいろが書かれていたものが送られ、
「返事はあなたからの手紙で!」と、あっさり相手の
ペースに乗せられてしまいました。

その後はあの消極的なメールはどこへやら?です。
「手紙を今日、受け取ったわよ!!」とメールをくれたのですが、
タイトルからして「Hi!!!!」だったので、何事かと思ってしまった。
もしや、また郵便事故?と。
私のアメリカ人のパルたちと何ら変わらず、いや今までで一番?の
フレンドリーさです。


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