ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

育児と仕事の両立

先週は仕事と育児の両立はアメリカでもいまだにある
問題なんだなぁ~と改めて思わされた。
歯科の待合室で読んだVERYにナタリー・ポートマン
インタビュー記事があり、「いかに罪悪感を感じずに仕事をするかが
目下の私の課題よ。」というようなことを言っていた。
ヒラリー・クリントンの外交ブレーンとして活躍した女性も
「女性は育児と仕事の両立にいまも阻まれる」という内容の
論文を発表してアメリカで話題になっている、と新聞に載っていたり。
彼女の中学生の息子は授業妨害をしたりと素行不良になり、
彼女は育児を優先することになったらしい。

そして、私も来年はもっと仕事を減らして育児に専念したいと思っている。
誤解なきように言っておけば、仕事が好きな女性もいることはわかるし、
仕事をすることで育児のリフレッシュになるのも事実。
一番上の子のときは、「大人と会話したい~!!」と鬱になりそうでした。
いや、実際になっていたのか夫が帰宅すると、一人でずっと
しゃべってました。
娘が生後半年になると、待ってました!!とばかりに意気揚々と
仕事に復帰したものです。
でも、二人目のときに、もっと赤ちゃんを見ておけばよかった、
成長を感じよう!と思い、二人目は3歳から保育園、
一緒に末っ子も1歳で入園した。

朝から「早く!早く!」とこどもたちを常に急かして、
泣き叫ぶ息子たちを後ろを振り返らずに先生にお願いし、
仕事をして、くたくたになって帰って子どもの相手と家事。
保育園の洗礼としての病気の連鎖。水疱瘡にRSにマイコプラズマに肺炎に
とどめにインフルエンザも3人とも。
仕事も家事も育児も中途半端な日本代表は私です!!と言いたいほど。
そういう生活に疲れ、せめて子どもの今だけは見逃したくないと、
多少、生活がきつくなってもいいから子どもといたい、と
強く思うようになった。

仕事か育児かの選択を女性にだけ迫られるのはおかしい!という主張は
最もだと思っている。
でも、負け惜しみではなく、正直なところ、
「子どもとの濃密でゆったりとした時間」を専業主婦として堂々と
できるのは実はかなりうれしい。
アメリカのパルたちはstay at home Mom(家にいるお母さん)と
専業主婦のことをいうけれども、私は真剣に、
外で子どもと遊ぶお母さんを目指そうと思います。


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