ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ランドセルの色

来年、娘がついに小学生になる。
ちょっと小さめで生まれて保育器に入ったこともあるあの娘が小学生。
1ヶ月検診では「小さいなぁ!!(体重が軽い)」と小児科医に言われて、
私は泣きながらチョコレートを食べたものです。
高カロリーのおっぱいで体重増加させてやる!!と。
娘ににきびができてやめましたが。

なかなか寝ない子で、3時間かけて寝かしつけたときに
トラックの音で目が覚めたり。
あのとき、家に金属バットがあれば確実にトラックを叩いていた!と
いまだに夫に語るほどに娘が寝ないことに精神的に参っていた。

その上、とにかく、夫にそっくりでひ弱で、
母乳は免疫があると言われているのに生後2週間で風邪を引き、
その後も月に1度どころか、月に3度は発熱。
5日くらい風邪引いて、3日ほど元気で、また鼻水…というような感じで
一年のうちに元気なのは何ヶ月?!という弱さで、
いまでは笑い話だけれど、「1歳になるんだろうか。」と
夫と本当に心配したほど。

その娘がいまはクラスで後ろから2番目。給食も一番に食べる!と
自慢するほどの大きさになった。
あの心配はなんだったんだ?というほどに、娘は風邪をひかなくなり、
体だけでなく、態度もでかくなり、一人前の女の子として
「お母さんは、もっと○○したほうがいい。」とすでに批判されてます。
赤ちゃん時代が懐かしい。寝ているだけでかわいかったのに。

そんな娘にランドセルを買いました。
いまはランドセルの色も豊富で、刺繍入りがほとんど。
地域性もあるのだろうけれど、私の地域では、女の子はピンクが多いけれど、
水色もオレンジもベージュ(アイボリー?)もブラウンもある、と
結構、個性的な色も見かける。
娘は水色を買いました。水色にピンクの縁取り。
「限定○○個」というもので、
「私しか持っていないだろうから、名前書かなくても私のがすぐにわかる。」と。
娘が私とは違う人格だと改めて思いました。
私は茶色にピンクの縁取りがアポロみたいでかわいい~と推したのに
「それもいいケド~」と軽く流されました、涙。

なんていうことを各国のパルたちにランドセルのカタログ写真つきで送ったところ、
「私は絶対に紫!」とイギリスのパル、
「私は茶色かピンクで悩むわ~。」とはイタリアのパル、
「目移りして選べない~!」とはフィンランドのパル、
「やっぱり赤!」とはアメリカの女子大生、といった具合に、
みんなが好きなランドセルについて手紙で書いていた。
その色がまた千差万別で、素敵だなぁと思った。

すでに小学生のお母さんを持つイギリスのママ友パルからは、
「名前をあちこちに書くのが大変だったわ。日本はどう?」と聞かれたり、
フィンランドのパルからは「子どもが道草をして学校から帰ってこない!」とか。
フィンランドのパルのところは、小学校まで徒歩45分らしい。
学校と家の間に湖があるようで、湖を迂回するような通学路だとか。
どこのママさんもみんな書いていた、
「光陰矢のごとし」。(Time flies so fast!)


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