ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

カードの文化

イギリスやアメリカのパルたちと文通して感じた日本との差は、
”カードの文化”。
クレジットカードではなく、グリーティングカードのほうです。

イギリスやアメリカのパルからのファーストレターはカードに
書かれていることが多い。
日本のバースデーカードのようなもので、開くとそこにぎっしり書かれ、
足りない部分はルーズリーフやメモ帳が挟まれているのも一般的。
ええ、私にとっては一般的。
日本人の中では大雑把な部類に入る私でも、カードで書き足りない
ことはわかるんだから、なぜに最初からルーズリーフにしない?と
ちょっと気になる。

ファーストレターにカード以外にもバースデーカードやお見舞いカード、
赤ちゃん生まれました!のカードなどももらいましたが、
イベント以外にもカードをもらう。
例えば、小包交換をしたとき、アメリカのパルはわざわざカードで
ありがとう!!!と何度書いても、書き切れないわ、と書いていた。
彼女は届いたらメールもくれていたのに、
カードも。

そのカード、浮世絵でしたが。
日本の私に浮世絵!?へぇ~、珍しい!アメリカを感じるわ!とか
ならないんですけど…とちょっとびっくりした。
「いつか、私たちは古い友人として会えることを楽しみにしているわ。」
なんて書かれていて、じーんときたものです。

そのカードをもらってから、私もちょっとしたことにはカードを
送るようにしている。
海外の人には”思い”だけじゃ伝わらない。
言ってナンボ、書いてナンボよ!

昨日、2ヶ月ぶりにきたアメリカのパル。
いろいろと病気があって、教師を辞めたのは知っていたのだけれど、
悪化して一ヶ月ほど入院していたらしい。
えぇ~?!でした。そんなに悪いのかしら?
日本でもちらほら聞く病気なので、生活に支障はないと勝手に
思っていました。(適切な投薬や治療さえあれば)
でも、1ヶ月も入院していたなんて…お大事に~とカードを書いた。
「英語でお見舞いのカードを書くのは初めてで、どう伝えればいいかも
わからないけれど、あなたのことをとても心配している人が
遠い日本にもいるわよ。お大事に。」と率直に。
本当はもう少し入院が必要だったらしいけれど、だんなさんが長期出張に
でかけるとかでこどもの面倒を見るために家に帰ることになったとか。
こどもがいると、つい自分は後回しで頑張ってしまうけれど、
あとからどっとくるのよね。
彼女も頑張り過ぎないといいけれど。


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