ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ノルウェーのママたち


NHKの『地球イチバン~地球でお母さんに一番やさしい国、ノルウェー』を
見た。
ノルウェーでは男性も育児休暇をきちんと取っていて、
出生率も上がっていて、
待機児童ももちろんおらず、
こ~んなにすばらしいの!という内容。
働くママ代表の芸能人として、千秋や神田うのなどなどが出ていた。

ノルウェーは子どもがいても、人生をあきらめない国よ!と
出産した女子大生が言っていた。
なぜ大学生のいま妊娠なのかというと、「キャリアを中断させないため」らしい。
・・・結局、子どもはノルウェーでも”足かせ”?と思ってしまったり。

働くママがもっと認められたい!
もっと働くお母さんを応援して欲しい!という働くママたちの
熱い思いは働くママ代表(?)の芸能人たちからわかったけれども、
う~ん、なんか違う…と思ってしまった。

私のパルたちはフルタイムで働く人3割、専業主婦7割かもしれない。
ただし、こどもが就学前~小学校まで、という人がほとんど。
彼女たちと仕事の話、育児の話はもう切っても切り離せない話題。
こどもが小学生2,3年生になったのを機に、
「夫と子どもの帰りを待つ生活を卒業するわ!」と仕事を始めたパルも
いるけれども、多くは”ママであること”に誇りを持ち、
楽しんでいる、という感じがする。

私自身はキャリアウーマンになる気満々だったし、
学生時代の友人からは「一番先に結婚するとは?!」と今でも言われるし、
3歳児神話なんて信じてはない。
それでも、経済的に許される環境なら、専業主婦をしたい。
子どもがおかあさんを必要とする時期はある。
小さければ小さいほど、お母さんの手と目がいる。
(大きくなれば、”財布”だけでいいんだろうけれど…。)
私の母は兼業主婦で、近くに祖父母もいて、かぎっ子ではなかったけれど
母と濃密な時間はなかったなぁと結婚したいま、改めて思う。
うちの子たちには、いまイヤっていうほどに濃密に、
うっとうしがられるほどにスキンシップをしている。

子どもが大きくなったら、私も仕事をもっとしてもいいかも、と
思うけれども、それはいまじゃない。
ノルウェーは働くお母さんは多いのかもしれないけれども、
専業主婦はどうなんだろう?
働くお母さん、専業主婦、パートといろんな働き方の選択肢が
あるほうが、生きやすい国だとも思った。


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