ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

アメリカに折鶴

2ヶ月ぶりにアメリカのパルからきた手紙で、アメリカのパルが
持病の悪化が原因で入院していたことを先月、知った。
お見舞いのカードと彼女のこどもたちにチョコレート、
それから彼女の健康を願い、折鶴を4つ入れた。

終戦記念日の頃、各国のパルに手紙を送るときに折鶴を同封した。
原爆の影響で白血病になった少女が健康になることを願い
折り続けた鶴の話と悲しい結末。
歴史を繰り返さないようにしないと、と夏が来るたびに
平和が続くことを願っているというようなことを書いて。
イギリス、フランス、ドイツ、ウクライナポーランド、スペイン、
イラン、とあちこちのパルに送ったのだけれども、
アメリカのパルにはスルーしました。
仲のよいアメリカのパルはたくさんいるけれども、
なんて書けばいいのか考え込んでしまって…。

でも、アメリカのパルが入院していたと聞いたとき、
真っ先に思いついたのは”折鶴”だった。
彼女には健康を祈り鶴を折った少女がいて、いまは
親しい人が病気になれば、回復を祈り、鶴を折る、と説明し、
あなたのために折った鶴を送るわ、と手紙に同封した。

今日、彼女から返事が来た。
実は彼女は日本で子どもの頃を過ごした。
だから、折鶴の悲しい由来を知っていたらしい。
「折鶴を受け取ったこともうれしかったけれど、
あなたが私のことを考え、由来をうまくカバーしてくれた
ことがすぐにわかったわ。」と。
折鶴は彼女にとって悲しい話と日本、アメリカの
悲惨な歴史を思い出させる、悲しいシンボルだったらしい。
でも、これからは”友情のシンボル”としても見えるわ!と
書いてあり、私のほうがじーん。。。

持病の悪化を心配していた彼女、2週間ほどバカンスに出かけたとか。
プールサイドでゆっくり過ごし、
ホテルランチにホテルディナーを楽しんだらしい。
テーマパークに美術館めぐりに・・・元気そうでした。。。
旅行の醍醐味は「家事をしなくていいことよね!」と書いてあり、
大きく頷いてしまった。
その分、帰ってからがしんどいんだけれどねぇ。。。


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