ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ペルシアン ネーム

海外のパルたちで日本びいきの人に多いのが、
日本の友人につけてもらったという日本の名前や漢字。
どこの暴走族がつけたの?!という当て字ばかりで、
本当にそれを日本人がつけたの?とつい聞いてしまう。
外国の人の思う”素敵”と、日本人の感じる”素敵”は違うので
そうか・・それが素敵か…と思うのみ。

先日も、トルコの女子高生が「○○の」って、読んでね、と。
あやの、というような聞きなれた名前ではなく、
その単語に”の”をつける?!とびっくり。
「日本人の友人がつけてくれたの~」と言っていたので、
何も言うまい。。。
若い子の感性についていけれなくなったのだろう、と
思うことにした。

英語の名前、イングリッシュネームをつけたり、持つ人もいるけれど、
名前っていうのはね、もっと大事にしなければいけないもので云々、
と思っているのが半分、残りの半分は名前まで相手に合わせて
それで文化交流できるのか?と頑固者が頭の隅で騒ぐんです。
例え、外国人には呼べない名前だろうと、私の名前なの!と。

さて、今日、イランのパルとペルシアの名前を相談した。
彼女は私の名前から「Rene」を想像する、と。
でも、レネだと私の名前と発音は似ても似つかなくて…
しかも、それがイランの一般的な名前とかならともかく、
『24』(アメリカのドラマ)由来なんて言われると、
「なんでやねん!
それならいっそ、呼びやすいペルシア語の名前で呼んでいいから」
という流れになり、いままでのポリシーはどこへやらで
ペルシア語の名前をああでもない、こうでもない、と検討した。

どんなのがいい?と聞かれ、それはもちろん「響きがきれいなもの」、
ただし「イラン人が聞いても響きがきれいで、日本人の私にもきれいに響くもの」
「日本人の私が発音しやすい音」ということで、
彼女が最初に提案したのが「Bita」、ユニークという意味らしい。
全然、響きがきれいじゃないし、Bで始まるのっていまいち、
といちゃもんをつけたところ、何から始まるのがいい?と聞かれ、
L始まりで!
日本では女の子に花の名前を付けるのは結構、人気があるけれど
イランではどう?と聞いたら、イランでも人気の名づけ方だとか。
彼女が提案したLの名前は…

Laleh:花の名前、ただし、失恋をも意味する
Lida: 太陽のように、という意味
Ladan:花の名前、とっても人気の名前らしい
Liana:美しい女性、明るい、という意味

LidaやLadanがイランで人気の名前らしいのだけれど、
私は響きからいくとLianaが素敵だと思うわ~と。
こういう名前のちょっとした響きをうんたらかんたら話していると、
赤毛のアン」で、アンが自分のスペルの最後にeがついていないのを
残念がる話を思い出した。eがあるほうが知的に見える、
とかアンは語っていたハズ。

イングリッシュネームはないくせに、ペルシアン・ネームって、
その使用頻度の低さとか考えたら、必要ないのだけれども
つい一生懸命に考えてしまった。
ちなみに、ペルシャ語はイランでしか使われていないらしく、
イランでしか通用しません!
イランのパル二人しかいないのに、ペルシャ語の名前。
いろんな意味で、すごいな、私と自分で感心。

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