ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

子どもの発達不安。

カナダのパルから「末っ子のおしゃべりが遅い」という不安が書かれた

手紙が届いた。彼女にとって4人目の子ではあるけれども、

悩みは尽きないらしい。

「あなたは子どもの発達に不安を感じたことはなかった?」と。

発達への不安で一番に思い出すのが聴覚。

来春、小学生の娘が1歳半のときに聴覚のテストを家でする、

というものがあった。

ちょっと後ろから名前を呼んで振り向くかどうか、というもの。

何度やっても娘は振り向かない。

もしや、娘は難聴?!と夫に相談したら、

夫が小声で、「アイス、食べに行かへんか?」と囁いた。

「アイス?!行く!!」と娘。…聞こえてたんかい!

母さんの呼びかけはずっと無視かい!

・・・アイスに負けたよ、と思ったものです。

真ん中の息子の聴覚も問題があった。

3か月検診で、ガラガラを耳の横で鳴らす

という検査を保健婦さんがした。

集団検診だったので、周囲の様子もよくわかる。

周囲の子どもたちは、その音に反応し、寝返りをするかのように

体をよじるのが通常なのに、うちの息子は全くの無反応。

「再検査」と書かれた紙を持参し、小児科医に同じ検査を受けるものの

無反応。

「周囲がうるさいからかな?」と小児科医はあまり気にしていなかった。

その後、生後4か月でRSウイルスにて入院したときに

担当医に聴覚で要観察になってて…と話したら、

耳の側で指を鳴らしたりしたけれども、無反応。

でも、夫が「へぶっゅん!!」と大きいくしゃみをすると、

必ず両手を上にあげる赤ちゃん特有の反射をするので、

「聞こえてますね」と。

多分、我が家の環境がうるさすぎて(上のお姉ちゃんの大音量での歌声により)

多少のガラガラの音には反応しなくなったんだろう、

と夫と言い合った。

男の子のおしゃべりは遅い、と言われる中、

小児科医が目を丸くするほどにおしゃべりが上手で、

かかりつけの小児科医で「よくしゃべる夫婦の子はよくしゃべる。

会話が多い素敵な家庭なんでしょう。」と褒められました。

いえ、ただおしゃべりなだけです。

よくしゃべる両親によくしゃべる姉、兄に囲まれたうちの末っ子は

さらにおしゃべりが上手。

生存競争に勝つためにはおしゃべりができなければ!

という生活の知恵に近いものかと。

まだ2歳ですが、「これは○○のやからな、お姉ちゃんは触ったらあかんで。」と

一人前に言ってます。

3歳前に「みんみん」とセミのことを呼んでいたという夫の子ども時代とはえらい差や!と

義母がびっくりしていた。

一家で、おしゃべりなもんで。。。

カナダのパルもいつか笑って、「悩んであほらしかった~」と笑える日がくるといいなぁ。

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