お盆になると、死者が家族や友人に会いに戻ってくる、と
日本では昔、言われてました、とパルたちに伝えてました。(過去形)
うちのこたち、見えるんです!特にお盆はもう本当に嫌で嫌で…
お盆だけ幽霊がうろうろしているわけではなく、
年がら年中いるようで、よく「母さん、隣のお姉さんは誰?」と聞かれたり、
「あのお兄さんは何をしている人?」とか、
「あのおばあさんって…」とこどもたちに言われます。
すべて私には見えませんけれどね。
生きている人と一緒、「じろじろ見てはいけません」とだけ伝えてますが、
内心は、「ひぃ~!!!勘弁して~!」です。
お盆は特に恐怖です。
なぜって、こちらが幽霊がうろうろしているであろうお墓やお寺に行くんですから。
誰が好きでお寺なんぞに…と夏の間は思います。
っが、祖父の法事があるので、毎年行きます。
そして、毎年、いろんな方がいたのを後でこどもたちから聞いたりして、
遅ればせながら「ひぃ~!!」となってます。
法事が近づき、「憂鬱だ~、憂鬱だ~」と口に出してしまうほど。
普段は落ち着くお寺は好きなのですが、
お盆の間に限っては、立ち入りたくない場所です。
また子どもから私に見えない人の話を聞くのか…とすでに憂鬱な私に
今日は末っ子が一言。
「母さん、母さん、トイレから兜が見えて、しかも目玉だけ!」
・・・ちーん。
もうやだ、お盆。
ほかの兄姉たちは「見えん!」と言ってますが、
末っ子は「おったで!」と。
いたんだろう、きっと、小さい君にだけ見える何かが。
でも、母さんには詳細に言わなくてもいい…
家のトイレが怖い、涙。
早く送り盆して~!!と思ってます。