カナダのパルから手紙が来た。
A4ぎっしり8枚です。
内容はいろいろあるのですが、
「文通を通して、何が変わった?」という話題が最近、
私たちの中で語られてまして、
例えば、私の場合。
不思議なことに中近東のパルが多いので、本当にいままで全く
知らなかった中近東に詳しくなりました。
宗教や日常の生活や考え方に。
イスラム教の人って、一神教で、他の宗教を許さないイメージでしたが、
実際はその逆で、「お互いの宗教は尊重しましょう」という前提で
会話できる。そして、とっても誠実。
日本人の私と合うわ~と思ってしまう。
逆に、西洋諸国の中には、キリストのみが神!
信じていないなんて、なんてかわいそう!と
宗教を強要する人も多かったりする気がするのは、私だけかしら。
(中近東のパルも宗教について、とかく言わないで!と予防線を張っている
人が多いので、余計なお世話を言う人も多いのでしょう…)
中近東のパル、文通をするくらいだから、
他国へ関心がある人たちなのだろうけれど、柔軟、誠実、寛容、
こういった言葉が私の中で中近東のイメージになりつつあるわ、
という話を前回、カナダのパルに書いた。
カナダのパルはインド女性のパルによりお見合いの利点を知った、と。
家族やバックグラウンドを先に知ることの大切さを知ったわ、と。
年とともに、私も”お見合い”って、すてきなシステムと思う。
だって、釣りあっていると判断した人により、紹介してもらえる、
いいんじゃないの~と。
私の友達の9割5分は独身女性で、みんな「独身男性を知らない?」と
「最近、暑いよね」と同じレベルで話してます。
世話焼きおばさんはいまはもういないのよね。。。
文化の紹介などを最初は熱心にするけれども、私のパルはママが多いこともあり、
普通に育児、子ども、夫の話が多い。
毎日同じことの繰り返しの日々を外国のパルとシェアするだけで
変わった見方ができるようになったりすることがある、と
カナダのパルが書いていたけれど、本当にそう!
目から鱗や意外な発見が多い。
うちの夫、料理は炒飯、パスタ、ハンバーグ、揚げ物と野菜はないのか?!と
いうような料理ばかりしかしませんが、それでも
「あなたはラッキーよ!!」とアメリカ、カナダ、フランスとあちこちのパルに
羨ましがられるということが意外でした。
「料理は簡単だ」といいながら、しないとか、
ご飯を頼めばテイクアウトしてくるとか、夫の不満は各国、いろいろありますよ!
それでも、私のパルは仲良し夫婦が多いですが。
日本という小さい世界では夫偏差値60くらいの
ちょっと家事と育児のできる夫かもしれないけれど、
世界基準だと、偏差値49くらいだから!
(つまり、世界平均は満たしてないぞ!)
と散々、夫に言っていましたが、世界偏差値も55くらいかもしれない、
と思い出した今日このごろ。意外にできる夫だったようです。