ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

タイムリー

昨日、3歳の長男を「育児に疲れた」と殺してしまったお母さんがいた。

子どもがいないときの私なら、「なんてひどい!!」と

憤慨していただろうけれど、今の私は3歳の男の子もお母さんも

どちらもかわいそうすぎて、誰も気づかなかったのかと残念でならない。

『private practice』を見ていたら、産後精神異常で生後3か月くらいの

赤ちゃんを湯船に沈めかけたお母さんが出ていた。

「本当に赤ちゃんが全く寝なくて…私も2,3時間しか寝られなくて…」と

泣きながら訴える姿を見ただけで泣いてしまった。

まさに7年前の私でした。

1人目の娘は本っ当に繊細な赤ちゃんで、テレビは音量3で起きる。

すべて字幕つけてみてましたよ、日本のテレビも。

アパートの外を通る人が「あら、赤ちゃんの泣き声がするわ。」と言って通り、

30分後くらいに、「さっきからずっと泣いてるわよ、ここ。」と言って

また通った。それだけで3時間近く泣いてましたから、私。

「私、ホルモンのせいで、かなりおかしいかも。」と帰宅した夫に

また泣きながら報告。

初心者ママの私が3時間かけて寝かしつけたところにトラックがププッーと

外でクラクションを鳴らした音で娘が起きた時は、

怒りのあまり外に文句言いに出そうになって、夫に止められたほど。

あの時、家に金属バットがあれば、確実にフロントガラス割ってたと思う。

睡眠時間9時間は必須で、足りないと頭痛がするという私なのに

娘は0時過ぎまで絶対に寝ない。そんな赤ちゃんを抱きながら、

「これは、やるか、やられるかだ…」と本気で考えてましたとも。

平日はずっと、「今週末には実家の母に娘を預けよう。1週間だけ見てもらおう」と

思いながら過ごし、週末が来れば、「もう1週間頑張れるかも。」

その繰り返しで乗り越えた気がする。

事件を起こしてしまったお母さんまで、私もあと一歩だった。

そんなお母さんは日本中に溢れかえっていると思う。

買い物を赤ちゃんを連れてしていると手伝ってくれるおばちゃんや

「頑張ってるな!」と声をかけてくれたおばちゃんたちに

ものすごく私は助けられた。精神的に救われた。

だから、私もいまは赤ちゃんや子どもを連れているママさんに

さりげなく声をかけたり、手助けできる人になりたいなぁと思う。

しんどいのも一瞬、すぐに終わるで~!と。

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