ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

アメリカで保護者会紛糾?

娘の夏休みの自由課題への対応がちょっとひどかった担任の先生、

その顛末を話すと、大体は「だから、教師が嫌いになるのよ。」という

ある意味、万国共通認識であっさり終了するのですが、

中には「理想の教師」というテーマで手紙の中で今でも続いていたりする。

アメリカのバーモント州のパルが「国に関係なく親が求める理想の教師像って、

変わらないことを本当に感じたわ。」と書いていた。

彼女は10歳と8歳の娘ちゃんのお母さん。

娘ちゃんたちの担任の先生はどんな感じ?と前回の手紙で聞いてみた。

下の娘ちゃんの先生は、いつも楽しそうに動いていて、

親の目から見ても仕事量が多いのが想像できるけれども、

それでも教師という仕事を楽しんでしているのがわかるし、

悪い噂を聞いたことがない!と。

一方、上の娘ちゃんの先生はビジネスライクに仕事をする先生で、

(やっぱりアメリカにもいたのね、そういう先生…)

シビアで冷たいとしか生徒に見られていない。

なんでも、教室の壁の色を紫とグレーに塗り替えたそうで

(そんなことしていいの?!と私はびっくりしたのですが)

その上、窓には常にカーテンで日光を遮断!

子どもたちの手元にライト、という風にしているらしい。

同じように不満を持つ保護者も多いし、

もうすぐ初めての保護者会があるから、その機会に言うつもりよ、と。

保護者会でものすごいことになりそうです!!とちょっと潜入してみたい。

娘の学校でも4年生の保護者会は最初の保護者会から大荒れだったという

話を聞いたりしたので、そうなりやすい年齢なのかしら?

面白かったのは、彼女の英文。

I'll address my concerns in that occasions.

(その機会に心配していることについて言うつもりよ。)

addressって、住所っていう意味ですよね?住所以外の意味を知らなかった…と

調べてみると、

opening address 開会の辞

address (抗議などを)申し込む、扱う、処理する、などなど

たくさんの意味がありました。

いやぁ~、勉強になりました!

知らなかった単語や熟語を見つけると、ネットでその言葉で検索をかけてみると

いろんな使い方がずら~っとでてくる。

主に英語圏の人のページになるので、その使い方やニュアンスがより感じれる。

Please Address My Concerns,President Obama.

(オバマ大統領、私の懸案事項を解決してください。)

How can I address my concerns?

(心配事をどう扱えばいい?)

登下校の交通事故が不安だとか娘のお友達関係が不安だとか

不安には事欠かないので、"concerns"(心配)とセットで

"address"(言う、処理、申し立て)もバンバン使えそうな単語。

バーモントのパルと話した理想の教師像、

「子どもが自分に自信を持ち、積極的に学習できる声掛けをする人」でした。

簡単そうで難しいのは親である私たちが一番よく知ってますがね。。。

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