ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

悪い友達

フィンランドのパルから手紙が来た。

彼女にはうちの娘と同じ年の娘ちゃんがいるので、

よく子どもの話になる。

前回、こどもの親友という子の言葉が悪くて…と私が書いた。

どのくらいかと言うと、双六で「次の人を3つ後ろへ」などがあって

誰かに3つ後ろにされただけで、「殺すぞ!」と言い出すレベルです。

側で聞いてて「はぁ~?!」とつい口に出してしまう、

娘に「双六をやめるか、お友達をやめなさい。」と言いそうになったほど。

「ゲームを楽しくできないの?」と嗜める程度にしたけれども、

その後も続く汚い言葉の数々に、堪忍袋の緒が切れて、

「下の子たちに聞かせたくないから、我が家でそういう言葉を次に使ったら

外に言ってね。」と言いました。

その子のママにこういう言葉を使っていたよ、と話しても

「怖いわ~」で終わるため、我が家では禁止!ときっちり言った。

子どもに「友達を選んだら?」と言うような親にはなりたくないし、

かといって、ああいう子にもなってほしくない。

あなたのところはどう?とフィンランドのパルに聞いた。

「全く一緒よ!!あなたの気持ちはものすごくよくわかるわ!!」と

書かれてました。

彼女の娘ちゃんにも言葉遣いの悪い子がいて、

彼女は娘ちゃんに言っているらしい。

「あの子の言葉遣いが悪すぎるから、あのこは家には入れない。」と。

えぇ~!!家に入るのも禁止?

厳しい~!と思ったけれども、まぁ、それもありだろうなぁ、と思ったり。

「親は子どもを誘導する必要がある。なんせ、私たちの子はまだ7才よ。」と。

そうなんです、7歳なんです。

いや、子どもが17歳でも同じことを私たちは言ってそうだけれど。

私の中学からの友人で、高校中退し、品行方正の”ひ”も言えないような友人がいる。

私の中で唯一のそういう友人で、私の友人たちも彼女の友人たちも

「なんで、あなたたちが友達?」と必ず言う。

「いい子なのよ~、本当は。」と言ってます。ちょっと周囲が悪いだけで、

彼女は悪くない!とずっと思ってます。

私と同じ祖父母っこなので、育ちの良さというか根本的なしつけはきっちりしてあって、

掃除とか夫に尽くせとか私はいつもダメ出しされてますから。

昔堅気で義理堅い友人です。

夫は娘の親友を私にとっての彼女と一緒だろうと言う。

毛色が違う友達がいたっていいじゃないか、と。

もし、それで娘が流されたり、染まったりするようならば問題だけれども、

そのときの問題も”娘”であって、”友達”じゃないだろう、と。

自分は自分、と思えて流されないように育てるのが親の役目だ、と。

その後に「頑張れ!」と他人事のように続きますが…。

子どもについての悩みは本当に面白いくらい万国共通。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村