ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

スイッチが入る

先月はあちこちに娘の友達の口の悪さを愚痴ったので、

あちこちからそれについて書かれた手紙をもらいました。

近くのママ友に愚痴るとややこしいので、遠くのパルに愚痴ってました。

今回で改めて思ったのは、アメリカのママたちは

よくいえば、おおらかで、悪く言えばしつけに甘い。

ヨーロッパのママたちは、しつけに厳しい人が多い。

言葉の悪さは大人へのマナーが悪いということだから、

それは大問題よ!と語るのはヨーロッパママが多いなぁという印象を受けた。

「日本はもっとしつけに厳しいかも。」とアメリカのママパルに言っても、

「日本のほうが子どものしつけに厳しいことなんて、

アメリカのママのほとんどが知ってるわよ。

今さら、あなたから聞いても驚くことはないわ。」と言われたほど。

そんな中、元教師のアメリカのパルからの手紙を今日、受け取りました。

「親や教師に限らず、誰でも小さなミスを重ね、それが重大になってから

初めて自分の間違いに気づくのよ。」ということから始まり、

あなたが言葉遣いの悪さを指摘し、自分の家でのルールを明確に提示し、

守るように話したことは間違いなく”正しい”。

言葉遣いの悪さを自分の子どもに注意しないママは”悪い”、

といった具合に書かれていて、少々、面食らった。

いままで宗教や政治やカルチャーギャップやなんやかんやと

タブーとされるものはかな~り文通でしてきたことのある私ですが、

こんなに”正しい”とか”悪い”とかきっぱりとパルが書くのは

もしかしたら初めてカモ、とびっくりした。

この元教師のパルも私のパルの中でも1,2を争ういかにもアメリカンな

フレンドリーさにあふれたママですよ。

今回はどうした?どこでスイッチが入った?と私が驚いた。

「ジャッジしないで!私はあなたをジャッジしないから」

という基本ルールというか暗黙の了解を西洋のパルたちからは

ものすごく感じていた。

だから、彼女たちは意見に賛同や反対しても、

どっちが正しいとかいう書き方はしなかったような。

子育てやしつけに関することなどは特に文化的な差が表れることもあり、

そこにはお互いに相容れないときもあるけれど

(新生児から一人で別室に…とか。)

根っこにある”子どものため”は万国共通で、

差異はちょっとした手法の違いといった具合に。

ママさんに限らず、誰にでもスイッチが入る話ってある。

はて、私はいつ、どんなときにスイッチが入るのかしら?と

夫に聞いてみた。

「地雷が多すぎて、避けきれません。」と回答してました。。。

それが、すでに地雷ですから!

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