ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

一枚の絵

今年も来年のカレンダーをゲットすることができました!

今年と同じトーマス・キンケード!!

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彼の作品はどれもこれもまさに昔の古き良きアメリカ。

実生活では、離婚問題に愛人問題にと各種、あるようで

それを知ってからは、「ほぉ~」とまた違った視点で作品をみている。

我が家には結婚の際、叔父さんがお祝いにとプレゼントしてくれた花の絵がある。

これはうまいのか…下手なのか…。

ピカソよりは上で、美大生の写生より下手なレベル、と

最初に見たときは驚いた。

でも、叔父さんは「20年後にはすごい値段になるから、こどもの大学費用にも使えるぞ!」と。

そうか、20年後には…うしししし、と売り払う気満々で飾ってます。

売れるぞ、というくらいなのだから原画なのだろう。

かれこれ8年、生活を共にしているけれどもち~っとも親近感がわかなければ

温かみもありがたみも感じない絵なのだけれども、

美大出身の友人が「いい絵だね。」といったときは、

「いくらになるかしら?」とつい相槌を打ったほど。

絵の価値は全くわからないけれども、額縁だけでもこのサイズにこのデザインでは

かなり高額だということを最近知った。

「おじさん、ありがとう~!子どもの学費に行き詰ったら、真っ先に売るわ!」と

絵を見るたびに思う。

置いておくだけでは場所をとるし、と飾ってある絵。

私のお気に入りというわけではない。

もっと淡い水彩画の風景画が好きで…例えば、夫の描く風景画がかなり好きだ。

夫は学生時代に夏休みの宿題で絵を描いたら県庁に飾られることも多かったとか。

結婚してからも、何度かスケッチをしていた。

そのスケッチブックをこの前、親せきが集合したときに義実家で姪っ子が発見し、

「メイちゃんが描いたの?」と聞くので、私ではなく、こっち、と夫を指すと

「えぇ~!!!」と驚かれていた。

こんないかつい身体で、強面で、それでこんな繊細な絵を?!とびっくりするよね~と

私が話していたら、「本人が目の前にいますけど。。。」と夫に言われた。

失礼、気にしてなかったもので。

何度か「うまい!すごいね~!」とおだてて、

鉛筆書きから色をつけるところまで描かせたことはあるけれど、

「思った色とちがう」だとか「こういう絵を描きたいわけじゃない」だとか

難癖をつけて描くのをやめる。未完の作品ばかりです。

会社員のくせに芸術家みたいなことを言うな!と怒ってみたり、

言われた通りでいいから最後まで描いてよ~となだめてみたりするものの

似非芸術家は「気分が乗らない」と完成した試しがない。

そのくせ、途中の作品でもいいわ、と玄関に飾ろうとすると、

「それは俺のプライドが許さない」とか言い出す始末。

そのへんの芸術家よりもたちが悪い気がする。

まだクリスマスなのに、「来年の目標は?」とパルが手紙の中で書いていた。

「夫に絵を描かせて、飾ること!」を来年の目標にしようかと。

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