アメリカのシングルマザーのパルからメールが来た。
「ついに離婚できたの!!2年もかかったわ!」と。
彼女は3人のこどもをシングルマザーとして育てている。
離婚に踏み切った理由は夫が働かず、暴力をふるうため。
ナイフを突きつけられたり、髪をひっぱられたりしたらしく、
いまでも夢に見るの、と前に話していた。
「結婚するの。」と言われたら、「おめでとう!」と、
とりあえず即答できるけれども、
「離婚できたの。」と言われ…状況は知っているけれども…
「…おめでとう、でいいのかしら?」とお伺いを立ててみた。
「もちろん!2年もかかったのよ。ついに離婚できるのよ。
おめでとうで、いいのよ~。」と。
彼女は私と文通を始めたころは、別居して数か月の頃で、
夫の暴力の悪夢に怯え、明日にも夫が押し掛けてくるかもしれない恐怖にも怯え、
ウェイトレスとして働いていた。
ウェイトレスという職業は、時給は低く、チップで儲けるのがアメリカらしい。
しかし、彼女は子どもと同じ生活時間帯で働きたいため、収入が厳しく、
その後、何度か転職を重ねた。
「おめでとう!いままで仕事とか大変だったものね。」とメールしたら、
なにがうれしいって、いままで私の薄給で捻出していた弁護士費用代が
もうすぐ必要なくなるのよ。
生活が楽になるわ~と。
知らなかった、彼女が弁護士を雇っていたなんて。
っていうことは、この2年間、弁護士費用が発生していたの?!
ひぃ~。
未来への希望が見えてきたわ~!という彼女ですが、
弁護士費用は「今年の夏まで必要」らしい。
まだまだ手続きに時間もお金もかかるのね…。